6日は今年初合わせ。
メヌエットはハープが超絶技巧。
の詩集『艶なる宴』(Fêtes galantes)
に収録されている詩「月の光」(Clair de lune)の、"Que vont charmant masques et bergamasques"
1月19日のハープの発表会で演奏するドビュッシーの「ベルガマスク組曲」メヌエットです。
ダマーズの編曲でフルートとヴィオラとハープ版。
昨年はプレリュードをやったのでメヌエットは第2曲です。
ヴィオラは金重さん、ハープは鈴木健さん。
メヌエットはハープが超絶技巧。
「野田先生に指使い聞いてみたいです。もっと練習しときます。」と鈴木さんは言っていましたが、ほぼ完成していました。
駅まで、送っていいって
金重さんのハープと私のフルートでビゼーの、『アルルの女』の「メヌエット」
私の「カヴァレリア・ルスティカーナ」の「間奏曲」はヴァイオリンの渡邊さんが弾いてくれますが、代わりにヴィオラで弾いてくれました。
簡単なのに…全くダメ。
私こそ練習しま〜す!
写真は金重さん作のキツネのマフラー。かわいいですね~💖
クロード ドビュッシー(1862−1918年)フランス帝国サン・ジェルマン・アン・レー生まれ、フランス共和国パリ没
「ベルガマスク組曲」は1890−1905年ピアノ独奏曲として作曲されました。
タイトルの「ベルガマスク(「ベルガモの」、あるいは「ベルガモ舞曲」の意味です)」は、ポール・ヴェルレーヌ(1844−1896年)
の詩集『艶なる宴』(Fêtes galantes)
に収録されている詩「月の光」(Clair de lune)の、"Que vont charmant masques et bergamasques"
(現われたる艶やかな仮面喜劇者たちとベルガモの踊り子たちは)という一節に使用されている言葉です。
またこれに基づくガブリエル・フォーレの歌曲『月の光』(1886年-1887年)があり、その伴奏の一部に似た音形が『ベルガマスク組曲』の「前奏曲」に登場することなどから、ドビュッシーがヴェルレーヌやフォーレを意識したことを窺わせます。
同じ詩にはドビュッシーが初期に単曲として歌曲を作曲し、当時彼の心を射止めていたヴァニエ夫人
に献呈されています。
そしてその歌曲は改訂され、ヴェルレーヌの詩集による歌曲集「艶なる宴」に収録されました。
ただしこの組曲内の「月の光」は、この歌曲版とは全く異なる音楽です。
当初、ドビュッシーは『仮面』(Masques)(前述の詩に基づく)および『喜びの島』(L'Isle joyeuse)をこの『ベルガマスク組曲』の中に加えようとしましたが、出版社の都合でそれぞれ単独で出版されました。
ジャン=ミッシェル ダマーズ(1823−2003年)フランス共和国ボルドー生まれ、
ハープ奏者ミシュリーヌ・カーン(フランス語版)を母にもち、幼少時より音楽の才能を発揮。
エコールノルマル音楽院を経て13歳でパリ音楽院に入学し、アルフレッド・コルトーにピアノ、アンリ・ビュッセルに作曲、マルセル・デュプレに和声・対位法をそれぞれ師事しました。
1943年にピアノ科で一等賞を受賞して卒業する(この年には後にオリヴィエ・メシアンの妻となるイヴォンヌ・ロリオも同時に首席卒業者となっている)。
1947年、カンタータ『そして美女は目覚めた』(et la belle se réveilla)でローマ賞を受賞します。
以後、作曲家・ピアニストとして積極的に活動するほか音楽教育にも力を入れ、パリ音楽院の副院長もつとめました。
2013年4月21日に死去しました。
ダマーズは主として室内楽曲をはじめとする器楽曲の作曲で知られ、フルートを用いた作品のほか、ハープ奏者の母親の影響もありハープを用いた作品も多い。
ダマーズは20世紀後半に主流だった前衛的な現代音楽の流れに反し、新古典主義音楽に基礎をおいた優美な旋律を特徴とする作風を展開しました。
そのため20世紀においてはあまり評価を受けられない状況が続きましたが、近年は複数の作品集がCDとして発売され、再評価が高まりつつあります。
ベルガマスク組曲
第1曲 「前奏曲」 (Prélude)
第2曲 「メヌエット」 (Menuet)
第3曲 「月の光」 (Clair de Lune)
第4曲 「パスピエ」 (Passepied)
第2曲 「メヌエット」 (Menuet)
イ短調、Andantino、4分の3拍子。
冒頭部分のスタッカートを中心とした軽快な主題は、教会旋法の一種であるドリア旋法
(古代ギリシャの音楽理論に由来、
音階(D E F G A B C D)で構成されます。全音と半音の並び方が全-半-全-全-全-半-全となります。)で書かれています。
ダマーズ編曲フルート ヴィオラ ハープによるベルガマスク組曲「メヌエット」
ベルガモンはイタリアのベルガモ地方のことですね。私はイタリアに行ったことありますが、ここには行っていません。
ドビュッシーのピアノ曲はジャック ルヴィエのCDを数枚持っています。激しい曲調の曲はなく、穏やかな、やわらかい曲が多いですね。
タイトルの画像が美味しい唐揚げかとおもいましたー🤣🤣🤣