白詰草の原っぱ。
近所の公園 こう暑いと木が一本もないので誰もいません。
今朝はOさんのレッスン。
楽器を購入してから 初めてです。
どんなに喜んでるかと思ったら 表情が暗いです。
どうされたのかな?と思って聞いてみると、「 楽器屋さんではよく響いたので これと思ったのですが家に持って帰るとあまり響かないような気がして」
「 そうなのですか?」
とりあえず聞いてみることにしました。
確かに少しパワーがないような気がします。
ではスケール とアルペジオ。
音程が ほぼばっちりです。
前のフルートは 低音が高いのでかなり内側に向けないと 正しい 音が出ませんでした。
それが普通に出ます。 多少は変えないといけませんが
口と顎の動きだけで 対応できます。
そのことを言っても顔色は良くありません。
それではとアルテの一巻の カンツォネッタ 二重奏を一緒に吹いてみました。
「 あまり練習できてないので初見に近いです。」
確かに指やリズムは 間違ったり 大変でした。
しかし いつもなら 音程で引っかかって ほとんど進めないところが、今回は全く ありません。
二重奏をやってみると音程の違いが圧倒的に分かります。
そして ケーラー の子守歌。
音程はばっちり。 いつもなら音程を治すだけにかなりの時間が かかって いるところでした。
そして気が付いた事が一つ。
楽に音がでるので 吹き込みが甘くなっている のです。
ちょうどアクセントのところが来たので そこでお腹を使って唇の力を抜いて フッフッと音を出してもらいました。
すると 見事なよく響く音が。
Oさん、満面の 笑顔。
「 音が出た。 OK じゃなくって、これぐらい吹き込んでみてください。 この楽器はもっとなります。」
「 そうなんですね。頑張ります。」
私も ほっとしました。
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