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オペラに出てくる医師

2022-08-10 20:48:00 | ロマン派
高さ13㌢ほどの像が出てきました。
夫が海外に行ったときに蚤の市で、買ったものの忘れてしまったものだろうと思われます。

GoogleLenzで調べてみると、ヒポクラテス(紀元前460-紀元前370年)ギリシャ コス島生まれ、テッサリア地方ラリサ没

ギリシャの医師で「ヒポクラテス全集」を著し、現代医学の基礎を築きました。

音楽の中の医者といえば、ロッシーニの「セビリアの理髪師」。


主人公の理髪師を馬鹿にし、医者の家柄にふさわしくないと娘の結婚式を阻むバルトロは、散々にからかわれ、娘の恋人が、実は身分の高いとわかると手の平を返し…。
また、笑われます。

モーツァルトの「フィガロの結婚」の医師バルトロは、横恋慕を邪魔されたフィガロの恨みをつのらせ、罠にかけようとしますが、フィガロが昔捨てたの女の息子で自分の子どもだとわかって、一気にフィガロの味方になり、彼の母と結婚します。

ヴェルディのオペラ「ファルスタッフ」に出てくるドクターカイウスはファルスタッフの計画を阻み、罠にかけようとするところを逆に罠にはまるという役どころ。

この頃の医師はどうも印象が悪いです。好色で、賢さを鼻にかけ人の恋路を邪魔する老人。

オッフェンバックの「ホフマン物語」のミラクル医師になると、冗談ではすみません。

歌ったら死ぬと言われ、歌を禁じられているホフマンの婚約者アントニアを唆して、歌わせて死にいたらしめる悪魔のような役割です。

怖〜い!
ミラクル医師の出てくるシーン。

現代の医師ではないのでご安心を…。





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2 コメント

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セビリアの理髪師 (アナザン・スター)
2022-08-10 21:50:11
フィガロの結婚は、生の舞台を観に行きました。ケルビーノの歌う、恋とはどんなものかしらがどうしても聴きたくて。

そもそもは、水野英子さんの白いトロイカ。
主人公のロタが、レオに初めて連れて行ってもらったオペラです。

レオの婚約者のナタリアが、意地悪で歌えまいと・・・
ロタは、実はロザリンダで、母親は歌姫。
まるでそこから声がしている錯覚でした。
だから舞台で観たかった。
セビリアの理髪師は、NHKのテレビで半世紀前に。
やっぱりDVDが欲しくなったわ。

お薦めがあれば、お教え下さい。
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Unknown (m-fluteangel16)
2022-08-12 03:18:05
アナザン・スターさん、フィガロのケルビーニかわいいですよね!
水野英子さんは本当に力のある作家ですね。
セビリアの理髪師のお勧め…全部見たわけではないし、名演はいろいろあって、それぞれいいところがあったりします。

ロッシーニはイタリア人でイタリアで活躍した作曲家なので、あえて1つだけを選ぶとしたら、イタリア人の演奏を選ぶのがいいのでは?と思います。
その国の言葉や生活、歴史、文化が出るのがこの頃のオペラ。
なのでイタリアのスカラ座辺りがいいと思います。
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