音楽の喜び フルートとともに

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雨と雪が天から降ってくるように

2024-07-13 21:00:00 | バロック
先月コロナで飛ばしてしまった富久田先生のレッスン。
偶然、京阪特急2階建て車両、2階に乗れました。
テンション上がります。
京都も雨。

出町柳大橋。
バスの車窓から撮りました。
御所。
よくわからないなぁ。と思っていたら夫が出張した時の写真くれました。
この緑の四角が御所です。
天皇陛下が居られなくても、京都の人は大切に守っています。
私物化したり、御所を売り払ったり、開発したりは考えられません。


ヨハン セバスチャン バツハ(1685- 1750年)神聖ローマ帝国ザクセン公国アイゼナハ生まれ、神聖ローマ帝国ザクセン選帝侯領ライプツィヒ没

のカンタータ「空から雨と雪が降るように」BWV18

1713年に四旬節前(復活祭前40日)の第 2 日曜日、ワイマールのセクサゲシマ(60日目7月の日曜日)のためにヨハン・ゼバスティアン・バッハによって書かれた最初の教会カンタータの 1 つです。

ワイマール城教会

1708年からバッハはワイマールの宮廷で働きました。

1714年3月2日、バッハは、共同統治者であるザクセン・ワイマール公ウィリアム・エルンスト

とエルンスト・アウグスト


のワイマール宮廷礼拝堂のコンサートマイスターに任命されました。

この役職で、彼は新しい作品、特にシュロス教会(宮殿の教会)のためのカンタータを毎月作曲する主な責任を負いました。
バッハは、灰の水曜日(祈り断食の日です。この日の前には告解の火曜日があり復活祭前の 6 週間の苦行期間である四旬節初日です)の前の第 2 日曜日、セクサゲシマのためにワイマールに滞在中にこの作品を作曲しました。

このカンタータは、バッハのカンタータ作曲の比較的初期に登場します。

この曲は 1715 年 2 月 24 日に作曲された可能性がありますが、それより 1 ~ 2 年前の可能性もあります。

バッハは1724年にライプツィヒでこのカンタータを、より広範なオーケストレーションと異なる調で再度演奏しました。
ヤン・ルイケンによる種まき人の寓話
聖ルカによる福音書の中の種蒔く人から、第 2 楽章ではイザヤの言葉を引用しています。「雨と雪が天から降ってくるように…私の言葉もそうなるでしょう…」

恵みの雨となりますように。