シマトネリコの木、最近関西でもよく見かけます。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/87/49dee463c94f0b4ea719cb52186f6edf.jpg?1719923683)
調べてみたら、日本ではもともと沖縄以南に分布していたのが、気候変動で、このあたりでも植えられるようになったそうです。
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楽劇「ニーベルングの指輪」は1846(33歳)-1873 年(61歳)にわたって書いた壮大な楽劇で、上演時間約15時間、4日にわけて上演されます。
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バイロイト祝祭劇場1882年
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バイロイト祝祭劇場の内部
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新しい家の庭に植えられていることが多いです。
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調べてみたら、日本ではもともと沖縄以南に分布していたのが、気候変動で、このあたりでも植えられるようになったそうです。
この木、何故かカブトムシが好物でたくさんよってくるそうです。
それだけならいいのですが、本来樹液を吸うカブトムシが樹皮をかじるそう。
本来会わないはずのものが出会ってしまって特異な反応を起こす例だそうです。
しかも夜行性のカブトムシがその木についたものだけ昼間も行動するそうです。
不思議です。
リヒャルト ワーグナー(1813-1883年)ザクセン王国ライプツィヒ生まれ、イタリア王国ヴェネツィア没
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楽劇「ニーベルングの指輪」は1846(33歳)-1873 年(61歳)にわたって書いた壮大な楽劇で、上演時間約15時間、4日にわけて上演されます。
序夜 『ラインの黄金』(Das Rheingold):2時間40分
第1日 『ワルキューレ』(Die Walküre):3時間50分
第2日 『ジークフリート』(Siegfried):4時間
第3日 『神々の黄昏』(Götterdämmerung):4時間30分
1876年バイエルン王のルートヴィヒ2世の後援で建てられたバイロイト祝祭劇場で全曲初演。
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バイロイト祝祭劇場1882年
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バイロイト祝祭劇場の内部
ここでの主な上演作品になっています。
この楽劇はもともと北欧神話を下敷きに描かれています。
登場するのは北欧の神々と人間の間に生まれた半神のような存在や人間、巨人や小人、妖精や竜などです。
その神話の中では、ユグドラシル(トネリコ)は世界を体現する巨大な木であり、アースガルズ(神々の国)、ミズガルズ(人間の国)、ヨトゥンヘイム(巨人の国)、ヘルヘイム(死者の国)などの九つの世界を内包する存在です。
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北欧神話における世界図
中心の木がユグドラシル。
『スノッリのエッダ』の英語訳本(1847年)の挿絵
ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指輪』における「神々の黄昏」の冒頭「ワルキューレの岩」で、第一のノルン(運命の女神)が
ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指輪』における「神々の黄昏」の冒頭「ワルキューレの岩」で、第一のノルン(運命の女神)が
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「一人の大胆な神ヴォータンが水を飲みに泉にやって来て 永遠の叡智を得た代償に片方の目を差し出しました そして世界樹のトネリコの木から枝を一本折り その枝から槍の柄(つか)を作りました 長い年月とともに その枝の傷は 森のような大樹を弱らせました 葉が黄ばんで落ち 木はついに枯れてしまいました」と歌います。
第2のノルンが続きます。
世界を支配したヴォータンの槍も、今や1人の勇者によって打ち砕かれた。
ヴォータンは枯れてしまったトネリコの木を根こそぎ倒して、薪にしてしまった。
その薪はヴァルハル城の周囲を取り囲むように高く積み上げられている。
第3のノルンは未来を憂いています。
薪が燃える時、神々の終末が訪れてしまうだろうと、ノルンたちは恐れます。
終末を少しでも遅らせるべく必死に運命の綱を紡ぐのだが、手繰り寄せた綱が切れてしまう。3人は永遠の知恵の終焉を悟り、地の底に降りていきます。
これが、長い楽劇の初めの部分です。
神々の世界の終焉…世界樹が燃え上がる。
予言の成就までの愛と欲望の物語でもあるのです。
ヴォータンが、指輪を奪うために人間との間に産ませた兄妹ジークリンテとジークムント。
トネリコの樹に刺した剣ノートゥングを引き抜いた者がジークムントで、英雄としてジークリンデを得て、指輪を手に入れるというヴォータンの計画のもとに、ジークムントはノートゥングを引き抜きます。しかし…。