三連休の始まりは実家でレッスンの後、里山へ
お茶の緑が濃いです。
松尾神社の手前の池には
ねむの木の花が…。
「グリーンスリーブス幻想曲」は、彼の作品の中で最も有名なものです。
My Lady Greensleeves
お茶の緑が濃いです。
松尾神社の手前の池には
ねむの木の花が…。
今にも降りそうですが、降らない。
湿気が多くて、そのうち霧まで出てきて幻想的でした。
幻想曲(げんそうきょく)は、ファンタジア。
一般に作曲者の自由な想像力に基づいて創作される器楽作品の名称として用いられます。
しかしその実例は、即興的なものから厳格な対位法によるもの、小品から多楽章形式の大規模な作品までいろいろです。
レイフ ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958年)イングランド ダウンアンプニー生まれ、イングランド ロンドン没
「グリーンスリーブス幻想曲」は、彼の作品の中で最も有名なものです。
イングランドの古い歌『グリーンスリーヴス』に基づきます。
『グリーンスリーヴス』はエリザベス朝時代(1558-1603年)から知られている曲です。
My Lady Greensleeves
ダンテ・G・ロセッティ画
ヴォーン・ウィリアムズはシェークスピアの喜劇「ウィンザーの陽気な女房たち」を基にしたオペラ『恋するサー・ジョン』 (Sir John in Love) を1928年に完成しました。
この歌劇は、サー・ジョン・フォルスタッフ(恋人、詐欺師、魅力的な男性、みすぼらしい騎士)の活躍を描きます。
2人の純真な若い恋人、数人の不運な求婚者、陰謀、策謀、そして善意の復讐の物語です。
この劇の中の曲をラルフ・グリーヴズ(Ralph Greaves)が編曲し、独立させた作品が『グリーンスリーヴスによる幻想曲』です。
初演は1934年9月27日、ロンドンにおいてヴォーン・ウィリアムズ自身の指揮で行われました。
なお、このグリーヴズの編曲以外にも、様々な編成のための編曲が数多くの人の手で行われているほか、作曲者自身によるピアノ独奏版も存在します。
ヘ短調、レント、8分の6拍子でフルート独奏の導入部の後、ヴァイオリンとヴィオラが「グリーンスリーヴス」を奏でます。
イ短調、アレグレット、4分の4拍子の中間部ではヴィオラとチェロに新たな旋律が現れますが、これはヴォーン・ウィリアムズがノーフォークで採集した民謡『ラブリー・ジョーン』(Lovely Joan)です。
フルート独奏のカデンツァをはさんで再び導入部と「グリーンスリーヴス」に戻り、静かに曲を閉じます。