音楽の喜び フルートとともに

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科学とは?

2016-08-09 23:44:58 | 子ども
今日は、わくわく実験教室の本番でした。
教室の中の企画は、だいたいいつも女子の方が多いですが、今回は男子が圧倒的に多いです。

科学者ってどういう人だと思う?
と聞くと、

白い服を着た人
いろいろ試したり、観察したり、実験する人
などなど意見を言ってくれました。
科学者って、疑問を持つ人、わからないことをわかろうとする人

今回、1番知って欲しいことです。

そして、実験。

結果を予想し考えて、言ってもらい、実験します。正解を出す必要はありません。
意外だったり、考えたとおりだったり、どちらの場合にも感動があり、大切な経験です。

科学と音楽は、別のものと思われるかもしれませんが、その姿勢、向き合い方は、ちっとも違わないと私には思えるのです。

歌口に向かって、どういう方向に向かって息を吹けば音がでるのか?
上に向けば?少し横は?

音は、部屋の中でどう響くのか?
どこまで聞こえるか?

吹いてみては、響きを聴き、確かめては、吹き方を少し変え、聴く側に回っても、学ぶことはたくさんあります。

実験することもたくさん。
口や身体、心持ちも音に変化を与えます。
試してみることは、ほとんど無限にあります。
その変化が、どれもこれも、興味深く、感動するから、音楽はやめられないのです。

科学的なものの見方は、音楽をする上でとても役立ちます。
脳は、ものごとの思考方法というようなことは、どういうところからでも学ぶそうです。

疑問を持ち、考え、予測して、実際にやってみる、結果についてまた、考え、疑問を持つ、この道筋を脳が納得すれは、それはあらゆる学びの場で生かすことができます。
一度このルーティンの感動を脳に刻みつけると、他のことにも勝手に適用はじめるそうです。

今日実験が終わった後、1人の男の子が近づいてきて、私に言いました。

「ずっと考え続けたいと思います。」

感謝です。






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