音楽の喜び フルートとともに

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ルネサンス旋律の始まり

2022-08-06 01:12:00 | 音楽様式
ヤナギハナガサ 三尺バーベナ

南アメリカ原産。
夙川沿いに咲いていました。

ジル バンショワ(1400年頃〜1460年)ブルゴーニュ領ネーデルランド モンス近郊生まれ、ブルゴーニュ領ネーデルランド ソワニュ没

ジル・バンショワ(右)とギヨーム・デュファイ
ブルゴーニュ楽派の1人。


フォーブルドン和声を大陸に伝えたダンスタブル(イングランド)、イソリズム、ポリフォニーを開拓したデュファイと同時代人です。

旋律家で、歌いやすい旋律は同時代から引用され、後世のミサ曲にも多く使われています。

ジル バンショア
そしてこの時代、最も影響力のあった作曲家だと言われています。

1419年に教会のオルガニストであったことはわかっていますが、他のことはよくわかりません。

初代サフォーク公ウィリアム デ ラ ポールに仕える兵士だった可能性があります。
1420年の終わり頃、ブルゴーニュの宮廷礼拝堂で歌手をしていた記載もあります。
引退したときに、多額の年金をもらっています。

宮廷音楽と宗教曲の他は、世俗的な愛と騎士道の歌を作りました。

バイユー写本

の中のアラン シャルティエ(1385-1430年)の詩

を使った

Triste plasir et douleuleuses joye
悲しい喜び 傷みのある喜び

ほろ苦い甘さ  つらい不快感
泣きながら笑う  忘却の記憶
彼らは孤独でいる私の仲間です。

私は彼らに待ち伏せされているので
誰でも彼らを見ることができます。
私の心の中で、私の目の影に。
悲しい喜びと傷みのある喜び!

彼らは私の宝物であり、私の分け前であり、私のお金です。
私を妬ましく思います
愛が私に送ったものを彼らが嘆き悲しむとき、
私が良くなっているのを見、それはうまくいくでしょう。
悲しい喜びと傷みのある喜び。




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2 コメント

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ルネサンスの音楽 (カンサン)
2022-08-06 08:30:48
久米さんへ、この時代の音楽がコンサートで演奏される機会は極めて少ないですね。
私は春の奈良ムジークフェストでイタリアのカッチーニ(1545年から1551年頃生 - 1618年没)の曲を聞きました。
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Unknown (m-fluteangel16)
2022-08-08 08:16:06
カンサンさん、いつもリアクションありがとうございます。
そうですね。楽器の音量が小さいので大きなホールでされることはほとんどないです。
でも最近はかつて無いほどの古楽器ブームで、演奏する人は増えています。
ただし、サロンやカフェなど、小さな会場でされているので、あまり一般の方までは知られることはないかもしれませんね。

カッシーニのアヴェマリアはウラジミール ヴァヴィロフの古楽に似せた創作だということがわかっています。それでもいい曲ですよね💖私も大好きです。
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