名古屋から帰ってきました。
タイトルの画像、正面もきれいですが横から見た図。
色絵エナメル金盛婦人文飾壷。1891-1921年まで製造されました。
エナメルを宝石のように盛りつけていてゴージャス。
他にもいろいろ。
素敵でした。
1876年森村市左衛門が銀座に立ち上げた貿易商社森村組。
「強王」と呼ばれたこの人は陶磁器のコレクターで1710年錬金術師ヨハン フリードリヒ ベドガーを監禁して硬質陶磁器を作る白磁製法を解明させマイセンを立ち上げました。
アントニオ ヴィヴァルディ(1678- 1741年)ヴェネツィア共和国ヴェネツィア生まれ、神聖ローマ帝国オーストリア大公国ウィーン没
生涯最後の公になっている作品をザクセン選帝侯に献呈しています。
母からLINEで夫にお礼が入っていました。
夫は今日も仕事があると、会社に行ってしまいました。
お疲れさまです。
名古屋2日目はノリタケの森。
タイトルの画像、正面もきれいですが横から見た図。
色絵エナメル金盛婦人文飾壷。1891-1921年まで製造されました。
オールドノリタケの逸品です。
エナメルを宝石のように盛りつけていてゴージャス。
他にもいろいろ。
素敵でした。
1876年森村市左衛門が銀座に立ち上げた貿易商社森村組。
ニューヨークの6番街に弟の豊がモリムラブラザーズを作り、うちわや提灯、陶器を輸出していましたが、人気の陶器に絞り陶器製造を開始しました。
パリ万博で市左衛門はセーブルやマイセンに負けない陶器を目指す。と決意したそうです。
ところで、そのセーブルやマイセンは中国の陶器や、日本の古伊万里を模倣したのが始まりでした。
フリードリヒ アウグスト二世(1670-1733年)神聖ローマ帝国ザクセン選帝侯領ドレスデン生まれ、ポーランド王国ワルシャワ没落
「強王」と呼ばれたこの人は陶磁器のコレクターで1710年錬金術師ヨハン フリードリヒ ベドガーを監禁して硬質陶磁器を作る白磁製法を解明させマイセンを立ち上げました。
ドレスデンのツヴィンガー宮殿には中国、日本の陶磁器のコレクションがあり、マイセンで作らせた陶磁器で満たす「日本宮」の磁器の館、未完のまま亡くなりました。
セーブルはそのマイセンのシャンティ窯で軟質陶器に柿右衛門風の写しを施していたデュポア兄弟がフランスの大蔵大臣オリー ド フリビーに招かれ、1738年にヴァンセンヌに窯を構えたのが始まりです。
その後、フランス国王ルイ15世が出資し、セーブルに移り、フランス王立窯になりました。
ヨーロッパではこの頃
東洋の磁器を飾りたてた「磁器の間」が大流行し、イギリスのハンプトンコート宮殿、
東洋の磁器を飾りたてた「磁器の間」が大流行し、イギリスのハンプトンコート宮殿、
ドイツのツヴィンガー宮殿
やシャルロッテンブルク宮殿
、さらにオーストリア・ウィーンのシェーンブルン宮殿などヨーロッパのあちこちで見られました。
中国の内乱で入手困難になった陶磁器に代わり日本のものが求められるようになりました。
アントニオ ヴィヴァルディ(1678- 1741年)ヴェネツィア共和国ヴェネツィア生まれ、神聖ローマ帝国オーストリア大公国ウィーン没
生涯最後の公になっている作品をザクセン選帝侯に献呈しています。
1740年、ザクセン選帝侯の継嗣フリードリヒ・クリスティアン公爵がヴェネツィアを訪問し、ピエタ他各慈善院で盛大な音楽会が催され、一番手となるピエタでの3月21日の音楽会では、宗教曲の挿入曲としてヴィヴァルディの作品が演奏されました。
ピエタから協奏曲3曲(RV 540, 552, 558)とシンフォニア1曲(RV 149)の代金15ドゥカーツ13リラを受け取り、更にザクセンの王子に曲を献呈することで報奨を受け取ったと考えられています。(献呈された曲は1741年にドレスデンで出版されました。)
ドレスデンは旧東独だったため、まだ戦争の瓦礫が残っていて、ツヴィンガー宮殿の内部もこんなに美しくはありませんでした。
当時ベルリンで暮らしていたので、シャルロッテンブルグ宮殿は何回か訪れましたが、その度に「磁器の間」は、日本人の誇りを感じましたよ✨
いつも素敵な記事をありがとうございます。
そうなんですか。。知りませんでした
日本も焼き物には誇れるね。
しかし豪勢な陶器ですね。
昔の貴族たちはこれで花を生けたり皿に料理をして食べていたのかなぁ~~。
観賞用であったのかな?
庶民の私には、分からないし手の届かない品々
やっぱり人に使わってもらうのが一番いいなって貧乏人の考え
芸術で見る価値のある陶器は豪華絢爛で
それは国の宝なんでしょうね
ノリタケの森へ行かれたのですね。ノリタケ盛期の名品が一杯あって、何だかリッチな気分になりますね。
ノリタケが海外で評判になる少し前から、盛んに輸出されていたのが尾張七宝です。精巧な技術で装飾された七宝の名品に驚かされます。名古屋市隣のあま市 、七宝焼アートヴィレッジで見ることができます。お時間のあるときに、どうぞ。
いつも温かいリアクション
ありがとうございます。
オールドノリタケの美しい花瓶に
見入りました〜!
まるで宝石のように美しい〜♬
日本の技術、美意識に拍手を(^-^)
寒くなりました。
くれぐれもご自愛下さいね。
森下洋子さん、73歳なのにお元気でした。
愛知県はノリタケから始まって、日本ガイシ、日本特殊陶業、TOTO、INAXなど、陶磁器企業集団がありますね。
↓ 参考
https://www.ngkntk.co.jp/corporate/history/morimura.html
分断時代のドレスデンに行かれたのですね。ツィンガー宮殿は大戦で破壊されたのを復旧したそうですね。
シャルロッテンブルク宮殿も何度も行かれたのですね。素晴らしいてすね!
私はシェーンブルン宮殿は行ったのですが…。
温かいコメントありがとうございます。
そうなのです。
古伊万里は誇っていいと思います。
王様や貴族は彫刻のように日本の間に飾っていました。
食事用のもあったと思いますが、飾ったりして見せて権勢を誇ったと思います。
私たちの生活の想像の域外の使い方だったと思います。おもしろいですね。
ノリタケの森、銘品を見て本当にリッチな気分になりました!
尾張七宝の情報ありがとうございます。
今度ぜひ行きたいと思います。
オールドノリタケの食器美しかったです!
日本の技術もすごいですね!
まだまだご紹介しますね。
寒くなって来ましたね、お互いに身体を大事に頑張りましょう😉👍
森下洋子さん素敵ですね!
情報もありがとうございます。
この会社の前4つノリタケが前身ですね。
ノリタケの森に解説してありました。
さすがですね。