音楽の喜び フルートとともに

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ロミオとジュリエット

2022-11-25 09:15:00 | ロマン派
まだ余韻に浸っています。
ノリタケの森のカフェでランチ。
当たり前ですが、全てノリタケ食器です。



食事用はシンプル。

「こんなお皿に何を盛り付けたらいいのか?わからへんわ。」とミュージアムで何度も母が言いました。

ショップでもお皿を持つと「ようあんた持つな〜!われへんか心配でよう持たんわ。」
ははは!
お茶を習っていると、必ず裏まで見て「結構なお点前で、御銘は?」なんてやっていたのであたりまえ…。先生はお茶碗売ってベンツ買ったとか言われていた。バブル世代です。

私はもちろん買ったことありません!

クリームブリュレ


かわいい紅茶カップに

泡立てたミルクのサービス

がうれしかったです。

「ええもん、見たなぁ!」と母も言っていました。

絵付け体験もしました。
焼き付けて送ってくれます。
こだわりの母と2時間近く粘ってしまいました。
でも、おもしろかった。

絵画と、文学、音楽は強い結び付きがあります。

「ロミオとジュリエット」はシェークスピアの名作ですが、
多くの芸術家を魅了し続けています。

ウォーターハウスのジュリエット ブルーネックレス

フォード マドックス ブラウンのロミオとジュリエット

ドラクロワのキュピレット家の墓前のロミオとジュリエット

プロコフィエフが有名ですが、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893年)ロシア帝国ヴォトキンスク生まれ、ロシア帝国サンクトペテルブルク没

も、幻想交響曲「ロミオとジュリエット」を書いています。

1869年ロシア五人組(キュイ、ムソルグスキー、ラフマニノフ、ボロディン、バラキレフ)のまとめ役だった
ミリィ バラキレフ(1837-1910)

がチャイコフスキーを訪ねてきます。

無料音楽学校を設立したり、帝室宮廷礼拝堂の監督や、帝国音楽協会の指揮者だったバラキレフは、若手の作曲家のまとめ役や、助言を行い発掘もしています。

バラキレフの助言で、チャイコフスキーは「ロミオとジュリエット」を書くことにします。

その後手紙でもやり取りし、主題や調性について具体的に助言します。
さらに、「筆が進まない」というチャイコフスキーに手紙に譜例を書き添えて送ることもありました。

モンタギュー家とキュピレット家の激情的な第一主題。

コールアングレとビオラのロミオとジュリエットの甘美な第二主題。
苦悩のフルート、オーボエでも演奏され、第一主題にまた呑み込まれます。
トランペットの死の暗示。
ジュリエットが死んだと勘違いしたロミオが毒薬をのみ死んだあと、ジュリエットが目覚めるティンパニの音。
そしてジュリエットが死に、葬送行進曲。
天に召される二人の清らかな音楽。

これがチャイコフスキーの始めての名作になりました。





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