今日は長居駅近くのヴァイオリン木村直子先生とチェロ正雄先生、ヴィオラ金重さん、フルート久米のドリームカルテット。
長居公園の植物園も再開していました。新緑が美しい。
ヴァイオリンを持っているパンダさん。
練習後はいちごカーディナル頂いて帰りました。
の弦楽四重奏曲K.14
と結婚。
「フィガロの結婚」です。
長居公園の植物園も再開していました。新緑が美しい。
ヴァイオリンを持っているパンダさん。
モーツァルトのCdurのフルートカルテットを8月のコンサートで発表することになりました。
なので、集中して練習。
練習後はいちごカーディナル頂いて帰りました。
Cdurのカルテットについては何度も書いているので、ウォルフガング アマデウス モーツァルト(1753-1792年)神聖ローマ帝国ザルツブルク生まれ、神聖ローマ帝国オーストリア大公国ウィーン没
の弦楽四重奏曲K.14
これは1781年にハイドンが6つの弦楽四重奏曲(ロシア四重奏)を出版。
これに触発されたモーツァルトが6つの弦楽四重奏曲を書きます。
これを1785年ハイドンに
献呈した、ハイドンセットと呼ばれています。
この頃のモーツァルトは
1778年アロイジア ウェーバーに父の反対で失恋。
1781年25歳のモーツァルトはウィーンで就職に失敗。
1782年にアロイジアの妹コンスタンツェ ウェーバー
と結婚。
レッスンしたり、オペラの仕事を受けたり、楽譜を売ったり、フリーの音楽家として生活していく道を探しています。
1785年ハイドンにこのセットを献呈したのはその就職活動の一貫でした。
ハイドンはこのセットを称賛し、1788年オペラの仕事にモーツァルトを推薦します。
ウィーンのブルク劇場で初演されたこのオペラは、あまり売れませんでしたが、その後ボヘミアのプラハで大ヒットし、作曲家としての名声の第一歩となりました。
このオペラは
「フィガロの結婚」です。
そのきっかけとなった「弦楽四重奏曲」K.14は1782年12月31日とモーツァルトのサインがあり、その頃完成したと思われます。
第一曲は、「春」と呼ばれています。
第4楽章は交響楽41番「ジュビター」の原型が見られます。
濃厚な音色で素晴らしい演奏と思いました。
第四楽章、fluteangel16さんが アップされた動画の29分11秒あたりでお客さんが 音楽が終わったと思って拍手をしたら、実は まだ、少し音楽が残っていた という場面がありますね。
あそこは 音楽を知っている人でも終わったと勘違いして拍手したくなるところですね。
ハイドンに献呈するカルテットということで きっと モーツァルトがハイドンの音楽的ジョークの手法を真似してハイドンを喜ばせたと思います。
ハイドンの交響曲も第何番かは忘れましたがこういう例があったので、、、。
fluteangel16さんがハイドンのこと書いてくださって、おまけに 間違って拍手が入る動画をあげてくださったのでひょんなことに気づきました。
演奏した方も きっと しめしめ まんまとひっかかったぜ とおもっているでしょうね。
素晴らしいです。
モーツァルトはハイドンもエンターティナーでも、尊敬していたようですね。
さすが!おもしろい着目点ですね。
その お茶目に気付くことができたのはちょっと自分でもうれしかったです。
気づいている人は広い世の中いくらでもいると思うのですが、こういうことに気づくとなんだか やったぜ という気持ちになります。
自己満足の世界ですね。
お茶目を なかなか気づかないようにさりげなくやるところがやっぱりモーツァルトは天才だとしみじみ思いました。