11月10日、西宮ギター練習会発表会コンサート
ロッコーマンホール
初めて行きましたが、神戸三宮と、元町の間にある弦楽器専門店の上にあるホールです。
先週買った中古の木製フルート頭部管。
自分で吹いた感じはいいと思ったのですが、ホールで吹いたらどんな感じになるのか?
とっても興味があります。
1831年にベームが金属のキーメカニズムを発表 した時には 管体は木製でした。
今の金属になったのは1847年
。
ジュリアーニが 亡くなったのは1829年5月8日。
キーメカニズムだけはギリギリ発明されていましたが、ジュリアーニは木管フルートの音色を想定して作曲したはず。
で、前半で吹くクラインセレナーデは頭部管木製でふくことにしました。
「ロボコップみたい!」とは売ってくれた楽器店のYさんの感想。
格好は金属のフルートに慣れた私には違和感ありあり。
ギターの市川さんには、一度聞いてもらっていましたが、小さな部屋では横から聞くと音が小さくきこえたらしいです。
さて、ホールではどうだったか?
吹いてみた感じでは、小さいどころかよく響いて吹きやすかったです。
後半のプジョルのブエノスアイレス組曲の2楽章、3楽章は元の金属のフルート。
見た目はやはりすっきり。
1886年生まれのプジョルは、金属のフルートで育ったはず。全てではないけれど。
さて、ホールは小さいけれど本当によい響きです。
気持ちよく幸せでした。
一番後ろの席で、録音していたものを、後で聞いてみました。
低音の音抜けが木管の方がよい感じ。
高音のクールな感じは金属のフルート。
意外に音量は変わりません。
低音は木管の方が響いているように思います。
ジュリアーニは断然木管。
と結論してもいいでしょう。
プジョルは、まだ保留。
評判はどちらも良かったです。
興味深い演奏会になりました。