京都では、今やっと公開。
こんなに心温まる映画が。
クレアモントという英国の小さな庶民的なホテルだ。
長期滞在型で、年配客が多い。
同じフロアで食事するので、宿泊客の交流、ちょっとおせっかいではあるが。
で、そこに泊まる老婦人。
孫がいるとは言ったものの、なかなか訪ねてくれなく、さみしく思っていた矢先。
道で転んで助けられ、仲良くなった青年。彼がホテルへ訪ねてきて、孫だと紹介してしまう。
それから、青年との交流が。
でも、話はそれだけではなく、老婦人に言い寄る男性、青年にも新し恋人が。
その間に、二人のちょっとさみしい家庭もかたられる。
老婦人と青年の息の合った日々の会話の中に、人生が語られ、
優しい二人の展開が見る者の涙をも誘う。
じみだが、見て損しない映画だ。