モンガは台北の繁華街の地名だ。
1980年代、古いやくざと新しいやくざの交代時期でもあった。
そのはざまで、青春をやくざにささげた男たちの物語だ。
日本のやくざ同様、やくざ社会にはそれなりのおきてがあった。
しかし所詮やくざ、殺し殺されのしのぎあいだ。
主人公は、高校の転校生。
父なしのせいもあって、いじめられる。
そんなとき、喧嘩を見ていた4人組の目に留まり、
彼らと義兄弟となる。
そしてやくざ社会の厳しさの中で青春を謳歌する。
高校生は、遊郭で知り合った、顔にあざのある女に心惹かれる。
やくざの親分が、我々は銃を使わず、素手とナイフで戦うといい、
取っ組み合いの喧嘩がふんだんに出てくる。
そして義理のはずの義兄弟が、争う羽目に。
青春バイオレンスだ。ちょっと、仁義なき戦いを思い出してしまった。
台湾では大ヒットしたが、日本ではどうか?