ひろの映画見たまま

映画にワクワク

日本映画「My House」、路上生活者と!

2012-06-01 16:50:12 | 日本映画
おススメ度 ☆

なんでタイトルが英語なんでしょうか。

坂口恭平という建築家が路上生活者の家を撮って、「Tokyo0円ハウス」という本を出版した。

これに触発されて堤幸彦監督が演出した映画だ。

白黒のドキュメンタリーを思わせる作りだが、路上生活者と、受験勉強に翻弄される中学生、異常なまでの潔癖症の主婦などを対比させながら描いていく。

名古屋が舞台だ。

路上生活者といっても、公園ににわか作りながら立派な家を建てている。冒頭、主人公とその相棒(女性)が、家を作るところから始まる。

名古屋の都会としての顔を、様々なショットで切り取り、そして黙々と家を建てる二人。0円生活もなかなかと思わせる。

で、この映画、なにか物言いの映画なのだろうが、ちゃんと胸に迫ってこない。

最後は事件が起こり、展開的には面白いが、結局、くら~い映画で終わっている。あまりお勧めできる出来ではない。
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新藤兼人氏死去、100歳

2012-06-01 09:07:56 | 映画
映画監督新藤兼人氏が亡くなった。

100歳だという。

まあ、大往生だ。

近代映画という独立プロで、自らの映画を撮り続け、大企業とは一線を引いていた。

その作風も、合宿という集団生活から生み出す活力。

そして、98歳まで映画を撮り続け、芦田愛菜ちゃんを相手にまだ撮りたいと言っていた大御所。

でも考えてみれば山田洋次も80歳を超えているんだ。

これからも老人パワーは、ますます盛んだ。

コメント (1)
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