ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」、アラビアの独裁者、ハチャメチャニューヨーク

2013-05-06 17:39:42 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆
    風刺のきいたコメディ好き ☆☆☆☆

最初、オバマやクリントン国務長官らのニュースシーンが出てきて、ドキュメンタリーっぽいが、まったくのフィクション。おまけに金正恩に捧ぐという皮肉も。

北アフリカのワディア共和国のアラジーン将軍。ちょっと、北朝鮮の将軍様を思わせる独裁者だが
すぐ処刑する癖は、最高。

その将軍が、国連に呼び出され、ニューヨークで演説をすることに。

だが、その前夜何者かに襲われ、殺されかけるが、トレードマークの髭をそられ、服を取られてしまい、浮浪者同然に.講演会場に入ろうとするが、浮浪者扱いで、水責めに。そこにいたコンビニ店長の女性に助けられ、今度は自然食品の店員に。

処刑したはずの核科学者と遭遇、二人で、国連会場へ乗り込む算段を。

会場では、替え玉の将軍が演説する段取りに、そこへ本物の将軍様が乗り込み、アメリカを独裁国家だと痛烈に批判する演説をする。

国へ帰ってコンビニ店長と結婚しようとすると、ユダヤ人だということで拒否にあってしまう皮肉。

こう書いてくると、一応まっとうな話に見えるが、全編、ずりネタ満載。

妊婦の出産シーンはさすがに、目をそむけたくなる。

チャップリンの「独裁者」を意識したというが、そのお下劣さは、比較にならない。

コメント
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