おすすめ度 ☆☆☆★
猫好き、児童文学好き ☆☆☆☆
題名と絵ずらから外国ものとばかり思っていたが、1987年刊行の斎藤洋原作の児童文学の映画化。
題名の「いっぱいあってな」は、ボス猫の名前を聞いたとき、ボス猫が「いっぱいあってな」と答えたことから、それが名前となった。
すなわち、ルドルフという子猫とボス猫の友情物語。
ルドルフは、りえちゃんに可愛がられていたが、ある日長距離トラックに紛れ込み、そなまま、東京へ。
そこで出会った野良猫「いっぱいあってな」に拾われ、そこで生活することに。
野良猫としての教育を受け、さらには、漢字を勉強するという特待生に。
故郷が、岐阜と分かり、帰る算段をするが、その前日「いっぱいあってな」が「デビル」というブルドックと喧嘩大けが。
おかげで、もう一年留年。
そして、やっと岐阜へ着くことができたが、という展開。
原作がしっかりしているのと、猫の毛並みにまでこだわる作りに、良作に仕上がった。
子供だけでなく、大人が見ても楽しいアニメだ。
井上真央、鈴木亮平ら声優も頑張っています。