おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)
中々凝った作りです。
冒頭、イギリス領事館、全員惨殺事件です。おさない女の子が、かくれんぼしていて、びっくりします。
それから誘拐事件が起き、身代金要求がされるのですが、日本政府は抹殺。おかげで少女は見殺しです。
ただ、日本ではマスコミなどで取り上げられることなく、葬り去られます。
それから7年後、再び少女の誘拐事件が。
国連犯罪情報事務局・元理事のマーク・リュウが捜査に加わり、国際色が強く感じられます。
そのリュウと特命係の杉下(水谷豊)が会食中、食中毒事件が起こります。
外務省のホームぺージがハッキングされる事件が。
関係者が死ぬ間際に話した「アマガイカツノリ」の言葉。
そしてクライマックスは、スポーツ選手の凱旋パレード。
それも銀座。
白昼、毒薬散布の恐れが、
大々的な警備体制。
こんな具合に話は結構大きいのですが、
セリフ過多で、緊迫感が持続しません。
第二次世界大戦中の南の島の話が出てきて、ますます混迷。
水谷豊の大声の響きのみが耳に残って。大作の割には?
相棒を演じる反町は頑張ってます。