おすすめ度 ☆☆
イタリア・アメリカ合作 R15+
1977年、ベルリンを拠点とする世界的に有名な<マルコス舞踏団>に入団するため、スージー・バニヨンは夢と希望を胸にボストンからやってきた。
初のオーディションでカリスマ振付師マダム・ブランの目に留まり、すぐに重要な演目のセンターに抜擢される。
そんな中、マダム・ブラン直々のレッスンを続ける彼女のまわりで不可解な出来事が頻発、ダンサーが次々と失踪を遂げる。
一方、心理療法士クレンペラー博士は、患者であった若きダンサーの行方を捜すうち、舞踏団の闇に近づいていく。
やがて、舞踏団に隠された恐ろしい秘密が明らかになり、スージーの身にも危険が及んでいた―。
イタリアン・ホラーの名匠、ダリオ・アルジェントによる1977年の代表名作を、『君の名前で僕を呼んで』が絶賛されたルカ・グァダニーノがリメイク。
オリジナルの尺は100分だったのに対し、本作は何と2時間半!
この長尺に耐えられるかがポイント。
章仕立てや背景に当時のドイツの事件、出来事。前半は静かに進む。
一転、前衛ダンスの不気味な展開から、エロスを含めたホラーに。