おすすめ度 ☆☆☆
デビュー作ながら「第18回本格ミステリ大賞」など3つの国内主要ミステリーランキングで1位を獲得した今村昌弘による同名ミステリー小説の映画化。
神紅大学ミステリー愛好会のメンバーである葉村 譲と、「神紅のホームズ」を自称するミステリ愛好会会長の明智 恭介は、同じ大学に通っていて警察にも協力して難事件を解決している「探偵少女」剣崎 比留子に誘われ、同じ大学の映画研究会夏合宿に参加することになる。しかし、その映画研究会はいわくつきで知られていた。
山奥のペンション紫湛荘が舞台。
この紫湛荘がタイトルでは、なぜ屍人荘に。
そう、この映画は、ゾンビ映画なのだ。
だが、原作がミステリーだけに、そのことは隠しおおさねば。
主人公であるはずの明智恭介は、はやばやとゾンビに襲われ退散。
結局探偵少女剣崎が謎を解くすりかえ。
葉村は、結局お添え物。
原作は、評判がいいのだが、どこが違うのかな。(原作未読)
剣崎を演じる浜辺美波が目当てで見るのも一興か?