おすすめ度 ☆☆☆
R15+
30人以上の女性を惨殺した実在の殺人鬼を描いた犯罪ドラマ。
表題の「テッド・バンティ」は、1974年から78年にかけて、実に7つの州で30人の女性を惨殺した実在の男。
とあるバーで出会い恋に落ちたテッド・バンディとシングルマザーのリズは、リズの幼い娘モリーとともに3人で幸福な家庭生活を築いていた。
この映画は、妻のリズ目線で描いているので、殺害現場などミステリアスなシーンは一切出てこない。
頭脳明晰で凶悪犯の一面と、最後まで恋人に連絡を取りつづけた普通の青年としての顔を表現したザック・エフロンの演技が光っていた。
エンドロールでは、実在のザックが描かれている。
ラスト、刑務所に収容されているザックを訪問した妻との会話。一瞬ドキッとさせられるセリフが。
一風変わった犯罪映画だ。