おすすめ度 ☆☆☆
ダークファンタジー好き ☆☆☆☆
スウェーデン・デンマーク合作 R18+
「ぼくのエリ 200歳の少女」の原作者ヨン・アイビデ・リンドクビストが自身の原作をもとに共同脚本を手がけ、第71回カンヌ国際映画祭ある視点部門でグランプリを受賞した北欧ミステリー。
ちょっと異形の税関職員。特殊能力で、違反者を摘発。
ある日、彼女は勤務中に奇妙な旅行者ボーレと出会う。
そして、彼と彼女の秘密が明かされていく。
北欧伝説のトロールを主人公に設定して、彼らが見た人間界の醜さを描き出してみせる。
要は、人間でなく、一種の動物。
それゆえ、二人の性的関係が赤裸々に描かれ、これがこの映画のみそだが、嫌悪感を抱く人もいる。
まあ、日本映画では、描きえない異端児だ。
それにしても、二人のメークアップはすごい。