おすすめ度 ☆☆☆★
PG12
ドニー・イェンといえば、「イップマン」、この映画は、学園ものイップマンだ。
ここ数年の学力低下により、教育局からの補助金を打ち切られそうになってしまう中高一貫校。
ここに突然、アメリカ帰りの教師チャン・ハップが、不良生徒ばかりのクラスの担任となる。チャンは自身の経験とテクニックで問題児たちと向き合い信頼を得ていく。
5人の問題児の家庭にまで踏み込んだ、まさに熱血教師。
そんななか、学園の土地を地上げしようともくろむマフィアの仲間に入り学校に来なくなった1人の生徒を救おうと、成り行きで総合格闘技の選手を相手に派手に戦うことになる。
実はチャン先生はこの学校で過去に騒動を起こして退学した先輩であり、のちにアメリカに渡り海兵隊に入隊した元兵士でもあったのだ。
きっちり、アクションもこなして、シェーンよろしく去っていく。
まさに、トニーイェンによる、イェンのための映画だ。痛快!