ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「めぐみ 引き裂かれた家族の30年」

2020-08-05 17:24:23 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

拉致問題に興味のある方 ☆☆☆

2006年作品

アメリカ映画だが、全般日本語だ。

北朝鮮へ拉致された拉致被害者・横田めぐみさんの両親が、怒りや悲しみに包まれながらも娘の生存を信じて懸命に闘い続け、国家までも動かしていく姿を追うドキュメンタリー。監督は「Deadly Destiny」で2004年のニューヨーク国際インディペンデント映画祭最優秀作品賞を受賞したクリス・シェリダンとパティ・キム監督夫妻。

先日、めぐみさんの父親の横田滋さんが亡くなった。拉致問題の一つの区切りだ。

北朝鮮も、代が変って金正恩。

風化の一途をたどりつつあるこの問題に、なげかけるこのドキュメンタリー。

まさに横田夫妻の30年の闘争だ。

ニュース画面を織り込みながら、淡々と描かれている。

さんざんこの問題に直面してきた私たちには、特に目新しいものは少ない。

だが、この問題を風化させてはいけない。

北朝鮮の拉致問題として、認識されるまでは、まさに苦難の被害者たちだったろう。

 

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「ヒア アフター」、死後の世界と関係のある3人!

2020-08-05 12:40:06 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

2010年作品

次々と良作を発表するクリントイーストウッド。

冒頭の津波のシーンがあまりにもリアルなので、公開当時太平洋大地震の余韻の収まらぬ時期だったため、ひっそりと公開された。

この津波シーンを撮るイーストウッドについて解説があるが、実に綿密な計画だったことがわかる。迫力満点。

3人の死と関係のある人物について描いている。

臨死体験をした女性ジャーナリスト、霊能力を持つ男性、双子の兄を亡くした少年が数奇に出会う物語。

この臨死というものに拒否反応を起こす人には不向き。

人間の深い絆について考えさせられる。

霊能力を持つ男性をマッドデイモンが好演。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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