ひろの映画見たまま

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「だれもが愛しいチャンピオン」、身障者バスケチームとコーチ!

2020-08-08 17:30:33 | スペイン映画

おすすめ度 ☆☆☆★

ハンディキャップを持つ選手たちによるバスケットボールチームと人生迷走中なコーチの出会いと絆を描き、スペインのアカデミー賞といわれるゴヤ賞で作品賞など3冠に輝いたドラマ。

負けず嫌いが災いしてチームを解雇され飲酒運転で捕まったプロバスケのコーチ。判事から命じられた奉仕活動は知的障害者のバスケチーム、アミーゴスのコーチを務めることだった。

この短気のコーチが、身障者と接するうちに、まともになっていく成長物語。

アミーゴスを演じるのはオーディションによって選ばれた本当の知的障害者たち。それをある種のコメディとして描いてしまうのはすごい。

それぞれの個性に当てられた脚本は、的を得ている。

身障者映画だと、毛嫌いしそうだが、後半はもう、彼らを応援している。

これはちょっと日本では描けない物語だ。

ラストは、優勝戦にまで行くのだが。

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