おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)
クリント・イーストウッド好き ☆☆☆★
1975年に発刊されたN・リチャード・ナッシュによる小説の映画化。
91歳のイーストウッドが監督、主演。
もうその姿はよぼよぼ。
昔ロデオ界のスター、今、競走馬の種付け役。
その彼が、メキシコに住む恩人の息子の誘拐を頼まれ、メキシコに出かける。
こんな、よぼよぼ爺に、こなかけるメキシコ女。(ちょっとやりすぎ、ぎこちないダンスシーン)
息子はといえば、マッチョという喧嘩鶏を仲間に風来坊。
この二人が、アメリカ目指してのロードムービー。
警察や母親のグループに追いかけられるが、生ぬるい。
途中、このおいぼれが少年に、マッチョな教訓を垂れるが、響かない。
いまだに、この老体に映画を撮らせる映画界の貧困を見せつける。