おすすめ度 ☆☆☆★
NHK BS プレミアム 鑑賞 1954年製作
太平洋戦争末期の1944年、米海軍の一掃海艦の行動をめぐって引き起こされた叛乱事件を取り扱った作品。
職場での上司の決断によって、部下の命運は大きく左右される。ましてやそれが戦争中の軍艦なら、命に関わる大問題。老朽掃海駆逐艦ケイン号に、新任艦長として着任したクイーグ(ハンフリー・ボガート)。些事に拘るあまり、ミスを繰り返す艦長に、部下たちの心は次第に離れていく。
マリク大尉が副官を務める駆逐艦ケイン号に新しい艦長クィーグ中佐が着任した。彼のきびきびとした態度に当初は乗組員全員が好感を持つ。しかし、自らのミスを部下に押し付ける事件が発生。その後も艦長は異常な行動を繰り返し、次第に乗組員の信頼を失っていった。そんなとき、ケイン号は猛烈な台風に遭遇。恐怖で正気を失った艦長を制し、マリク大尉が艦を指揮して危機を脱する。だが、帰港したマリクら乗組員を待っていたのは、反逆罪の容疑での軍法会議だった・・・。
ハンフリーボガードの演技は流石だ、裁判での彼のシーンは圧巻。
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