おすすめ度 ☆☆☆★
第36回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品され、最優秀監督賞および観客賞を受賞した。
家庭環境、性的指向、容姿などさまざまな“選べない”背景を持つ人々の人生が、ある事件をきっかけに交差する姿を描く。
水がテーマの映画、原作 朝井リョウ。監督・岸善幸と脚本家・港岳彦。
息子が不登校になった検事・啓喜。
初めての恋に気づいた女子大生・八重子。
ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。
ある人物の事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり合う。
しかしその繋がりは、"多様性を尊重する時代"にとって、
ひどく不都合なものだった――。
水に象徴されるものは何か?
夏月にとって、それは性的なものを意味する。だが、セックスはしない。
ラストは、水遊びする子供たちと戯れたために、犯罪視される。
稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗ら演劇陣が頑張っている。
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