ひろの映画見たまま

映画にワクワク

告白

2010-06-07 16:53:38 | 日本映画
難解な原作(湊かなえ)を実に見事に

映像化して見せた中島哲也監督。

これはやはり出色の作品だ。

その構成が、複数人の告白による。

そのため、事件が複眼的に表現され、かつ、告白は

真実を語っているとは限らず。事件は混とんとする。

前半、ほとんど、中学校の教室で繰り広げられる

女教師(松たか子演じる)の告白で語られ。

教室の漏れ聞こえる話声のざわざわ感。

その後も、この音にまつわる話が一つのモチーフとなる。

女教師の娘が殺された事件から発展し、

その犯人と、それを取り巻く教師、家族の関係が

つぎの事件へと発展する。

一種の復讐劇でありながら、

心の病へといざなわれ、

死へのドラマが繰り広げられる。

白黒基調の落ち着いた雰囲気と、

滴り落ちる血、ホラーを思わせる狂気。

存分に映画手法を駆使した中島監督の

してやったり感がある。

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3 コメント

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告白 (こにゅ)
2010-06-09 13:52:21
松さんはさすがですね
返信する
告白 ()
2010-06-16 11:18:29
怖い映画だが

面白い
返信する
告白 ()
2010-06-23 11:31:46
今も人気だね
返信する

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