ひろの映画見たまま

映画にワクワク

ゼアウィルビー・ブラッド

2008-05-09 17:10:35 | 映画
何とも暗い映画だ。

石油でひと儲けする男の物語だが、石油自身が真っ黒で

その発掘は大変な苦労だ。

事故も多く、人が死ぬ。

爆発が起こったり、石油が噴き出したり、それに石油を浴びると真っ黒だ。

ただ、これら事故の映像はかなり迫力があり、その点ではアクション映画みたいだが

映画の大半は石油王のあくなき事業欲が占めていて、

色気もなければ、愛もない。いわゆる感動がないのだ。

まして、宗教に話が及んで、キリスト教のわからぬ日本人には難しい。

家族の問題も出る。

他人の子を養子にする。偽の弟が現れる。瓜二つの宗教家の兄弟。

そして、簡単に人を殺す。

血と血縁とBloodの意味は複雑だ。

ただ、全編通してほとんど石油王が出てくるが暑苦しいダニエルデイ・ルイスが演じて圧巻だ。





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