NHKBS大河ドラマ「開拓者たち」は、4回にわたって放送された。
29日には、第4回の再放送がある。
ドキュメンタリーとあるのは、実際に満州で苦労し、帰国後も苦労した実存の人たちがいた。ドラマは、その実話を脚色したものだが、ドラマの中に、その実存の人たちの証言が挿入される。
実話と、生存者の証言。この二つがあることによって、この異常なまでの稀有なドラマがより真実味を帯びて観る者の心を打つ。
ドラマは、役者が演じるのだが、役者も実話を見聞きすることで、迫真の演技が引き出されたといえるだろう。
一方で、生存者の存在が、ドラマを中断するという危険があるが、ドラマ自体が複雑な人間関係で成り立っているので、その切り替えでそんなに不都合ではない。
宮城県、貧しさゆえに人減らしのため、満州へ送られる。それも見知らぬ開拓者の妻として。
だが、第二次大戦も日本の敗戦で終わる。男たちは終戦間近、戦争に駆り出され、ソ連軍と戦う。
一方女たちは、終戦後徒歩での逃避行を強いられやっと帰国。だが、帰った村の人たちは冷たく、新たな開拓地を求めて那須に定住する。
だが、土地が農業に適さず、不作続き、新たに牧畜を始める。
開拓者たちの苦労は並大抵ではない。
一方、男たちも、収容所の生活を経て、裁判に。そして帰国。
途中亡くなったり、体を壊したり、満足な状態での帰国ではなかった。
しかし、開拓村の人々の団結はすばらしく、生き抜く力強さを教えてくれる。
忘れ去られようとする、大戦の傷跡。
素晴らしいドラマで、後世に伝えてくれよう。
29日には、第4回の再放送がある。
ドキュメンタリーとあるのは、実際に満州で苦労し、帰国後も苦労した実存の人たちがいた。ドラマは、その実話を脚色したものだが、ドラマの中に、その実存の人たちの証言が挿入される。
実話と、生存者の証言。この二つがあることによって、この異常なまでの稀有なドラマがより真実味を帯びて観る者の心を打つ。
ドラマは、役者が演じるのだが、役者も実話を見聞きすることで、迫真の演技が引き出されたといえるだろう。
一方で、生存者の存在が、ドラマを中断するという危険があるが、ドラマ自体が複雑な人間関係で成り立っているので、その切り替えでそんなに不都合ではない。
宮城県、貧しさゆえに人減らしのため、満州へ送られる。それも見知らぬ開拓者の妻として。
だが、第二次大戦も日本の敗戦で終わる。男たちは終戦間近、戦争に駆り出され、ソ連軍と戦う。
一方女たちは、終戦後徒歩での逃避行を強いられやっと帰国。だが、帰った村の人たちは冷たく、新たな開拓地を求めて那須に定住する。
だが、土地が農業に適さず、不作続き、新たに牧畜を始める。
開拓者たちの苦労は並大抵ではない。
一方、男たちも、収容所の生活を経て、裁判に。そして帰国。
途中亡くなったり、体を壊したり、満足な状態での帰国ではなかった。
しかし、開拓村の人々の団結はすばらしく、生き抜く力強さを教えてくれる。
忘れ去られようとする、大戦の傷跡。
素晴らしいドラマで、後世に伝えてくれよう。
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