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「ヒトラーのための虐殺会議」、1100万人のユダヤ人絶滅政策!

2023-06-17 17:05:38 | ドイツ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

ただし、会議を撮影したもので、会話が主体。ドラマ性はない。

第2次世界大戦時、ナチス政権が1100万人のユダヤ人絶滅政策を決定した「バンゼー会議」の全貌を、アドルフ・アイヒマンが記録した議事録に基づいて映画化。

1942年1月20日正午、ベルリンのバンゼー湖畔に建つ大邸宅にナチス親衛隊と各事務次官が集められ、「ユダヤ人問題の最終的解決」を議題とする会議が開かれた。「最終的解決」はヨーロッパにいるユダヤ人を計画的に抹殺することを意味する。国家保安部代表ラインハルト・ハイドリヒを議長とする高官15名と秘書1名により、移送、強制収容、強制労働、計画的殺害などの方策が異論すら出ることなく淡々と議決され、1100万人ものユダヤ人の運命がたったの90分で決定づけられた。

大量殺人の計画が、淡々と語られ、人を殺すことが目的の会議。

あまりにも、事務的な発言に唖然とする。

まさに記録映画に勝るフィクション映画。

 


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