ひろの映画見たまま

映画にワクワク

私たちの幸せな時間

2007-09-02 19:58:30 | 映画
韓国映画は、なぜか究極の状態が好きだ。

今回も、3回も自殺未遂をした女と三人を殺した殺人犯。

そんなめったにいない二人が、心を通わし、傷をなめあう。

ちょっと日本では考えられない設定だ。

お涙頂戴の設定は、感動を呼ぶが、どこか冷めている。

だって、われわれの現実と程遠いから。

韓国人は、ちょっとすねた女性が好きなのか。

あこがれなのか、猟奇的な女性に憧れる。

そんな女が、ほろっと弱いところを見せたとき心を開く気になる。

二人の境遇も、対照的だが、悲劇だ。

孤児院をぬけだし、妹をかばう兄、でも世の中は厳しい。

一方、女性は若き頃おじに強姦されたが、その時の母の対応が

トラウマになって、母が許せなくなっている。

そんな二人が結びつく必然。

でもドラマは、死刑の執行で終わる。

現代、韓国では死刑廃止が検討されている状況の中での

この物語。でもちょっと絵空事めく。





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