おすすめ度 ☆☆
東野圭吾好き ☆☆☆
原作、東野圭吾のベストセラー小説。
東野の小説は、奇想天外な設定で、読者を獲得している。おかげで、映画化される作品も多い。
本作は、櫻井翔、広瀬すず、福士蒼汰という。今が旬の俳優をそろえていることでも、力の入れようが分かる。
脇を固めるのも、豊川悦司、リリーフランキー、玉木宏、高島政伸など豪華配役陣。
東野の作品は、ミステリアスだが、本作は、ラプラスの魔女と題される、予知能力の話で、興味津々。
冒頭、竜巻に襲われる母子の映像で、何が起こるか、興味をそそる。
そして、硫化水素による殺人事件が続いて起こる。
主役の地球化学専門家・青江修介(桜井)は、地元の温泉業者を擁護して、密室でない場所での硫化水素殺人はありえないと主張。
ただ、そこに謎の女性(広瀬)が出没。
刑事(玉木)は、何かあると執拗に食い下がる。
そして、映画監督甘粕に行き着く。
後半は、予知能力が引き起こす犯罪へといささか、SF映画の領域へ。
ただ、映画のテンポと、ねたばらしに強引さがあって、ちょっと物足りない。
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