おすすめ度 ☆☆☆
近未来映画好き ☆☆☆★
カナダ・ギリシャ合作 PG12
鬼才デビッド・クローネンバーグがビゴ・モーテンセン、レア・セドゥら豪華キャストを迎え、「人類の進化についての黙想」をテーマに描いた異色ドラマ。
モーテンセンが自身の体内から臓器を生み出すアーティストのソール、セドゥがパートナーのカプリースをそれぞれ演じ、2人を監視する政府機関のティムリン役でクリステン・スチュワートが共演。
人工的な環境に適応するため進化し続けた人類は、その結果として生物学的構造が変容し、痛みの感覚が消え去った。体内で新たな臓器が生み出される加速進化症候群という病気を抱えたアーティストのソールは、パートナーのカプリースとともに、臓器にタトゥーを施して摘出するというショーを披露し、大きな注目と人気を集めていた。しかし、人類の誤った進化と暴走を監視する政府は、臓器登録所を設立し、ソールは政府から強い関心を持たれる存在となっていた。そんな彼のもとに、生前プラスチックを食べていたという遺体が持ち込まれる。
劇中に繰り広げられる苦痛を伴うようなイマジネーションの数々が絵画のような美しさを醸し出し、入り組んだストーリーを追うより、雰囲気を楽しむ作品といえる。
レア・セドウが脱いでます。
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