ひろの映画見たまま

映画にワクワク

NHK朝ドラ「あまちゃん」、能年玲奈、海女に扮しておおはりきり

2013-05-12 16:12:37 | ドラマ
この4月から始まった「あまちゃん」、高視聴率でも話題に。

北三陸の海女の物語だが、朝ドラだけあって、たくさんの登場人物が、

祖母の宮本信子、母の小泉今日子、娘の能年玲奈が、三代の女性を演じ、物語を面白くしている。

この現代に海女というのも、唐突だが、都会的な雰囲気よりローカル色豊かで楽しい。

特に母の小泉今日子、準主役だが、その貫禄から主役級。

自らは、海女になりたくなくて、都会へ逃げていったが、娘を連れて出戻り。

後から、父や祖父がでてきて、話は賑やかに。

能年玲奈は、純朴で、化粧するとぐっと大人っぽくなる。潜水服を着ることになるが、よく頑張っている。

まだ4か月余あるので、今後の展開が楽しみだ。

宮藤官九郎の作品だけに、どこかコメディっぽいところもあって、楽しい。
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夏八木勲 お前もか

2013-05-12 12:16:45 | 芸能
夏八木勲が死んだ。73歳。

すい臓がんを患いながら、映画に出続け、死ぬまで現役だ。

未公開作品も何作かあり、晩年の活躍が目立った。


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「カルロス」第1部、国際テロリストの事件簿

2013-05-11 16:00:38 | フランス映画
5時間30分の大作。

今回は、第1部のみ、第2部第3部は、5月末レンタル開始とのこと。

1970年代から1994年に逮捕されるまで世界中を震撼(しんかん)させた国際テロリスト、イリッチ・ラミレス・サンチェス(通称カルロス)の半生を描いている。

生い立ちとかはなく、いきなりテロの話からスタート

第1部は、日本赤軍が出てくるので、日本語が飛び交い、日本も当時テロに加担していたことが改めて認識される。

主演は、ベネズエラ出身のエドガーラミレス、クールな役柄を好演。

ヨーロッパ、アフリカ、中東とまさに、西側世界を行き来し、当時の社会情勢を描き出している。

後は、後半を見てから。
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「遠くの空」、韓国人課長と在日3世の娘の微妙なラブストーリー

2013-05-10 16:27:45 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

2010年作品。

題名とラブストーリーというだけで借りてしまったDVD。

日韓関係が冷えてしまった今に見るのも、ちょっと引くが、当時はまだ、韓国へ働きに行くといっても不思議ではなかった時代。

一方で、韓国から転勤してきたやり手の課長。その課長と親子ほど年が違うのに付き合っていくうちにひかれあう女。

そこには、30年前の事件があった。

日本で、この韓国の光州事件を映画に取り上げるのも珍しい。

したがって、事件そのものは、かなりの銃撃戦で、両方に死者の出たほどだが、この映画では、さらりと、恋愛物語に終始している。

そういう意味で、そこここに、矛盾があってのめりこめないが、主演の内山理名の美人さが、それを覆っている感じの映画。

もともと、「映像と音楽の新たなカタチを創造する“cinemusica”シリーズの第8弾だけに、ムード的な、音楽と映像の、血のつながったものがひかれあう、切ないラブストーリーになっている。
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「ジャッキーコーガン」、プラピがやさしく殺す殺し屋に扮しています

2013-05-09 17:19:51 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆

ブラッド・ピッドが、「優しく殺す」がモットーの殺し屋を演じ、それが評判の映画ですが、入りは今一つなようです。

というのも、この映画、賭場を襲って金を奪ったチンピラの話で、あまり大がかりなアクションでもなく、激しい銃撃戦あるわけでもありません。ただ、拷問シーンがあり、ちょっと引けます。

特に前半は、チンピラやそのボスが主体で、会話中心の展開で、字幕を頼りのこちとらは、いささかうんざりです。

ブラピが出てきて締まりますが、銃撃シーンの弾のストップモーションなど、見るべきシーンもありますが、ここでも会話が多くうんざりです。

オバマが選挙に出た背景があって、テレビでオバマの演説が映り、結局政治批判でもあるのでしょうか?

まあ、ゴールデンウィークの憂さ晴らしには、ちょっと向かない映画でした。
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「LAギャングストーリー」、ギャング対警察特殊部隊の対決です。

2013-05-08 18:04:46 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

1940年代のロサンゼルスに暗躍したギャング、ミッキー・コーエン。実話に基づいたフィクションです。

ショーンペン演じるミッキーコーエン、なかなかの悪者で、麻薬、銃、売春を牛耳り、警察組織に食い込み、裏切者は、処刑とこわもて。

そんな悪に、敢然と立ちあがった、落ちこぼれ刑事の集団。リーダーは、戦争から帰ったばかりの正義感。彼が、奥さんの見立てで、メンバーを選抜。盗聴、ガン捌きなど無類のやからを準備。盗聴に成功するが、敵にばれておじゃん。

一時は、全滅かと思われたが、目には目をということで、ギャングそこのけの銃と暴力で、あたかも戦場のごとき突入作戦を経て、1対1の死闘。

一応、7人の侍っぽく、メンバーの集合から、攻撃の計画まで。王道を行くので、意外性は少ない。

唯一は、ライアン・ゴズリング扮する、リーダーの相棒が、ギャングの愛人とねんごろになり、結局キャスティングボードを握ることに。

警察組織のリーダーには、ジョシュ・ブローリン、ギャングの愛人にはエマストーンとなかなかの役どころをそろえており、一応最後まで飽きさせない。



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「藁と楯」、10億円がかけられた少女暴行殺人犯の護送ミステリーです

2013-05-07 16:47:38 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

日本映画としてはかなり大がかりなサスペンスドラマです。

高速道路、ヘリコプター、新幹線と交通機関を乗り換えての大型護送です。(新幹線は台湾でロケしたそうです)

犯人には、10億円の賞金が懸けられ、これを奪おうと様々な仕掛けが、襲い掛かります。

基本的には、犯人を護送するSP五人のロードムービーでもあります。

特に前半は、次から次と新手のアクシデントが繰り出し、何人も人が死ぬことに。

殺人犯の護送で人が死ぬなんて、ちょっと異常です。

それも、賞金という、お金のなせる業でしょうか。

後半は、新幹線から降りて、徒歩移動。

最初は、被害者の父親の運転する車に便乗、それがばれていざこざが、

ついで、機転の利く女運転手に助けられるが、不注意からSPが殺されます。

最後は、被害者の父親で賞金の懸け主とSPのがちんこ。

「悪の教典」など、骨太映画を撮りまくっている三池崇史監督作品。

大沢たかおが最後まで護送の任務を果たす刑事を熱演。

ただ、話が大きい割にずさんな展開で興が引きます。もうちょっと練れた脚本にしてほしいものです。
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「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」、アラビアの独裁者、ハチャメチャニューヨーク

2013-05-06 17:39:42 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆
    風刺のきいたコメディ好き ☆☆☆☆

最初、オバマやクリントン国務長官らのニュースシーンが出てきて、ドキュメンタリーっぽいが、まったくのフィクション。おまけに金正恩に捧ぐという皮肉も。

北アフリカのワディア共和国のアラジーン将軍。ちょっと、北朝鮮の将軍様を思わせる独裁者だが
すぐ処刑する癖は、最高。

その将軍が、国連に呼び出され、ニューヨークで演説をすることに。

だが、その前夜何者かに襲われ、殺されかけるが、トレードマークの髭をそられ、服を取られてしまい、浮浪者同然に.講演会場に入ろうとするが、浮浪者扱いで、水責めに。そこにいたコンビニ店長の女性に助けられ、今度は自然食品の店員に。

処刑したはずの核科学者と遭遇、二人で、国連会場へ乗り込む算段を。

会場では、替え玉の将軍が演説する段取りに、そこへ本物の将軍様が乗り込み、アメリカを独裁国家だと痛烈に批判する演説をする。

国へ帰ってコンビニ店長と結婚しようとすると、ユダヤ人だということで拒否にあってしまう皮肉。

こう書いてくると、一応まっとうな話に見えるが、全編、ずりネタ満載。

妊婦の出産シーンはさすがに、目をそむけたくなる。

チャップリンの「独裁者」を意識したというが、そのお下劣さは、比較にならない。

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「ふたりのパラダイス」、ヒッピー集落での解放感!

2013-05-05 13:50:14 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆

劇場未公開

ブラピのもと妻、ジェニファーアニストン主演の映画で、上半身裸になっています(でもぼかしが入って不明)

ヒッピー村へ迷い込む話ですが、この村自由恋愛とかで、エロさ満点です。日本の感覚で言うと、ちょっとやりすぎというぐらいです。もちろんセリフとかで、実際の恋愛シーンはあまりありません。ただ、全裸女性が走り回るシーンはあります。

その村へ迷い込むや、全裸男性のお出迎えです。あまりの過激さにバックして戻ろうとしますが、結局車が反転して、身動き取れなくなり、とりあえず、村に。

その後、兄の経営するアトランタへ行くが、家畜のふんの処理などこき使われ、この村に戻ります。

そこから、自由恋愛の話が、でも結局嫉妬となり、元のさやに戻る話です。

職のないものには住みにくい都会。一度はヒッピーにあこがれますが。

ヒッピー万歳な映画でもなく、かといって現実も苦しい、いずれにせよ、パラダイスとはいいがたい世の中です。

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「猟犬たちの夜 そして復讐という名の牙」、フランスのノアール警察映画です

2013-05-04 16:11:06 | フランス映画
おススメ度 ☆☆☆

これ、テレビドラマです。でもつくりは映画で、結構スリリングです。

前編と後編にDVDは別れています。

それぞれ、1時間ものが2話、計4話です。

「猟犬たちの夜 オルフェーヴル河岸36番地―パリ警視庁」の続編なので、それを見ていないとちょっとわかりずらいです。

二人の刑事が、反目しながら、事件を解決していく。ある事件で、刑務所にはいていたヤック、彼の昔の相棒コンスタンチン。

ヤックを出所後、面倒を見てくれた刑事が組織に狙われ殺される。ヤックは復讐を誓い、組織に潜入する。しかし、強盗事件の片棒を担うことになり犯人に。

一方、コンスタンチンは警察に在籍、ヤックのことを知りながら悩む。

そして最後は、ヤックの手引きで、敵の組織に潜入、激しいバトルが。

どこの国にも、刑事ものがあって面白いが、脚本を書いているオリヴィエ・マルシャルがなかなかの作品を作っていて、フランス暗黒映画を引っ張っています。

二人の刑事のバトルと、そっれを取り巻く警察、検察の駆け引き、そして、暴力団の親分とその息子といろんな人間関係をからませて、スリリングな展開となっています。

二人の刑事を演じる役者は渋く、特にヤックを演じるフレデリックの枯れた風貌と演技が光っています。(親子の愛情ものでもあります)
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