ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「カイト KITE」、日本アニメ発のエロチックバイオレンス

2015-10-08 17:17:44 | アメリカ映画
おススメ度 ☆

エロチックバイオレンス好き ☆☆

R15+

1998年にアダルトアニメとして発表され、海外でもカルト的人気を誇る梅津泰臣監督のエロティックバイオレンスアクションが原作。

アニメとしては高く評価されていたが、アメリカで実写版としてデビュー。

それも、もともと作っていた監督が途中で逝去。

後を継いで完成したが、その出来は今一つ。

というのも、主人公のサワに今一つ魅力がないのと、下っ端どもを次から次へと

かなりどぎつく殺していくが、肝心の敵の親分が今一つ。

一方、からんでくる青年。惚れてるのか、ラブの雰囲気が希薄。

近未来が舞台。南アフリカで撮影されたとあって、渇いた雰囲気がエキゾチック。

人身売買される少女たち。

両親を殺され復讐を誓う少女。

この少女を特訓する元警察官。

まあ、少女の活躍とその素早いストップモーションで、敵をやっつける爽快さと、バイオレンス。

だが、麻薬を使っているという不思議。

最後は、カイト(たこ)で未来は見えるのか。
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「ハッピーエンドが書けるまで」、それぞれ恋の悩みを抱えた父、娘、息子

2015-10-07 19:10:41 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

「きっと、星のせいじゃない。」が全米大ヒットとなったジョシュ・ブーン監督。その前の作品。

日本でも、「きっと~」にあやかって公開となった。

題名は、日本でつけられた前向きな題名。

妻が家出、新しい男の元へ走ったのをじっと帰りを待っている夫。ストーカーまがいで妻の元を訪れる。

だが、彼、ヒット作を書いて話題の作家。だが妻とうまくいかずスランプ状態。

娘は、家を出て学生生活。父の才能を引き継いで小説をものにしている。だが、親の離婚のトラウマで、恋ができず、おとこをひっかえセックスをしている。だが、そんな彼女を好きになった男性が現れる。

弟は、おくてで、彼も作家を目指すが、父にもっと遊べと諭される。彼女を作ったが、パーティで、ドラッグ漬けなことが判明。

そんな、生活の1年間が描かれ、ラストには、希望を持たせて終わる。

恋愛経験者も見習い者も、この映画を見てなにがしかのヒントが得られるのでは?

ジェニファー・コネリー、リリー・コリンズの有名太眉毛女優が母娘で共演。これがもう一つの見どころ。

結構セックスシーンも出てくるので大人向き。
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「水の声を聞く」、山本正志監督による、新興宗教をめぐる物語

2015-10-06 17:08:54 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

山本正志監督好き ☆☆☆☆

ごく一部の映画館で上映されるも、一般では、このDVDで見るほかない。

昨年度キネマ旬報第9位、映画芸術第6位と、玄人筋には高く評価された作品。

ベルリン、香港、全州など海外で評価も。

東京・新宿のコリアンタウンで、軽くひと稼ぎをしようと巫女を始めた在日韓国人のミンジョン。

彼女を巡る、様々な人の巡りあいと彼女自身の成長物語である。

済州島が一つのテーマとなっており、この島の不幸が産んだ巫女、とその祭りごと。

そして、水と森という幻想的宗教儀式が一方ではある。

巫女の父親が借金の取り立てに追われ、巫女を追い詰めていく。

一方で、経営としか考えていない主宰者、神にすがる人たち、偽宗教の実態も明かされる。

主人公を演じるミンジョンは、日本語と韓国語のバイリンガルで、うまく演じ、高崎映画祭で新進女優賞を得ている。

様々なテーマを盛り込んで、まとめていく演出力も確か。
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「GONIN サーガ」、ヤクザの復讐劇です

2015-10-05 18:52:39 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

PG-12

石井隆監督作品。

19年前に作られた映画「GONIN]の続編です。

前作で、ほとんど死んでしまったので、今回は、その子供たちの復讐劇です。

雨がモチーフで、その作風が真似られたとかいう石井節炸裂です。

血しぶきのオンパレード、ここまでやられると、もうグロさを超越しています。

そして再び。

まあ、ラストの結婚式場での死闘はすさまじいものがあります。

続編だけに、前半で本編の触りが映写されますが、おかげで、登場人物が複雑になり、本編を見ないで見ると。、ちょっと戸惑います。

例えば、キーマンの竹中直人など別人で登場ですから。

そして題名の5人ですが、「GONIN]は5人だったのですが、なぜか4人です。

このことがひっかかって、興覚めでした。

ポスターでは、組長が入ってますが、どう見ても敵ですよね。

後で教えられましたが、そういうことでしたか。(ねたばれしません)

どうしても撮りたかったと監督の弁ですが、いまいちでした。


主演の東出さん、杏さんとの結婚おめでとう。
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「私の少女」、ペドウナ、キムセロン共演の問題作

2015-10-04 19:28:56 | 韓国映画
おススメ度 ☆☆☆

韓国映画好き ☆☆☆☆

問題を抱えてソウルから海辺の田舎町に赴任してきた若き女所長。

海辺で見かけた不思議な少女に興味を持つ。

少女は、義理の父と祖母と生活しているが、二人に虐待され、学校でもいじめられていた。

そんな少女に惹かれ、優しくしたことから、問題は意外な方向へ。

演技派のペドウナと、「アジョシ」などの名子役キムセロンが競演。

キムセロンは、14歳の多感な少女を好演。

虐待を受け、心に傷を持つが、優しい所長の世話に惹かれていく。

韓国の田舎社会、そこは、男尊女卑、部外者差別、性的虐待など、様々な問題を抱えている。

そこへ、女所長の、同性愛問題と複雑に絡み合いながら、社会問題を描く。

だが、主題は、傷ついた二人の女性の心の更生物語であり、ラストシーンは意味深な終わり方だが救われる。

幼い少女が、必死に所長をかばうシーンなど、光るシーンも。

監督は、長編デビューとなるチョン・ジュリ。女性だ。道理で描写が細やか。

韓国映画らしく、ステレオタイプなところがあるが、主演の二人が光っている。
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「特命ヘッドハンター理奈」、横山美雪主演の人材スカウト編です

2015-10-04 17:07:54 | 日本映画
おススメ度 ☆

横山美雪好き ☆☆☆

横山美雪さん、AVは引退したが、こちらのVシネでは健在。

今回は、会社の上層部のヘッドハンティング。

美雪扮する里奈、双子の妹を使って色気で誘惑しようという目論み。

すなわち、一人二役の活躍。今回は、上層部だけに都会的センス抜群。

おまけにエッチシーンもふんだん。

まあ、その分では不足はないが、

いかんせん、物語の展開が。

ヘッドハンティングの相手の男性が女好きで、妻がいるのに会社の女性を二人もものにして、

ハンティングのライバル会社とのしのぎあい。

そんななか、依頼主の社長が里奈の父親だったりして、
いかにもな感じ。
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「アントマン」、マーベル新作は、1.5㎝のアリ男

2015-10-03 17:55:32 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

マーベル好き ☆☆☆☆

1.5センチのアリ男がこんなに活躍するとは。

主人公スコットは、前科持ちで失職中、離婚はされるは、娘にも逢えないは、なんともみすぼらしい生活。一か八かで窃盗団に加わったのが物語の始まり。

金庫の中には、特殊スーツが。

実はこの特殊スーツの開発者ハンク・ピム(マイケル・ダグラス)が、このスーツを着る男を探していた。

そこで、窃盗犯の能力を見込まれ、アントマンに。

そして、ピムの娘によるアントマンの特訓が。

この女性がまた強いのなんのって、

浴槽が大洪水だったり、鼠が巨大怪獣だったりする。

ピムの弟子が身体縮小技術を軍事転用しようとしているのを、阻止しようと奮闘。

お互い縮小人間同士の対決に。大きくなったり小さくなったり。

そして、アントマンの援軍は、アリの大軍だったり、果てはトマス君まで駆り立てられて。

トーマスって、あの機関車ですよ。

それにこの映画、結構コミカルで、笑いも絶えません。

一方、スコットとピム二人の男の娘への愛情物語です。

安心して見ていられる一作です。
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「誘惑のジェラシー」、マッサン主演女優シャーロット・ケイト・フォックス出演で話題に

2015-10-02 17:03:05 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆

NHK朝ドラ「マッサン」でヒロインを演じたシャーロット・ケイト・フォックスが出演し、裸とセックスシーンを演じていると週刊誌で話題になった作品。

まだ無名の彼女が、演劇に出演する傍ら、こういう官能映画に出ていたのだ。「マッサン」の成功で日の目を見たらしい。

物語は、アメリカ南部の小さな町。

旧約聖書、カインとアベルの物語を引用しながら、

酒のみで、買春もするとんだ牧師の二人の息子をカインとアベルに見立てた。

二人には、幼馴染のジョージアがいて肉体関係にあった。

兄弟のの一人クリスチャンとジョージアは街を出ていたが、

二人して戻ってくる。

そして、ジョージアのルームメイト(シャーロット・ケイト・フォックス)が加わり、不思議な三角関係に。

話の展開が分かり難く、映画としていい出来ではないが、

セックスシーンなどは、ふんだんに出てくる。

シャーロット・ケイト・フォックスが出ていなければ、こんな話題にもならなかっただろう。
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「Zアイランド」、ゾンビ対ヤクザ

2015-10-01 17:35:17 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

Zアイランドとは、ゾンビ島だ。

品川ヒロシの作品。

なかなかてだれた展開。

ヤクザとゾンビを組み合わせるとは、面白い。

ちなみに、哀川翔芸能生活30周年記念。

冒頭、ヤクザの出入りがあり、組長である哀川がめった撃たれる。よく倒れなかったなと思ったが、10年後のシーンでは片足を引きずっての登場。ヤクザは、もうおりたらしい。

弟分の出所から、第二幕。

弟分の娘を養っていたが、父の出所を嫌い雲隠れ。

行先は銭荷島。

娘は相棒と二人、島で男に絡まれるや、結構激しいアクションシーン。少女アクションが楽しめます。

で、その島で、一方のやくざ竹下組の舎弟が薬をさばいていたが、自らも注射を打ち、はやりの病と結合してゾンビ化。

それが町中に蔓延。街はゾンビだらけに。

そして娘探しと、竹下組の反町の舎弟探しが合わさって、

小さな島は大騒ぎ。

ゾンビは頭を攻撃すると死ぬとのことで、ゾンビの頭めがけた攻撃が繰り返され、ゾンビ(といっても人間の顔が変形すぐらいで人間そのもの)がぶっ飛ぶシーンが連続、ちょっとグロい。

吉本作品なので、そこここに笑いも盛り込まれ、物語を膨らませる。

木村祐一が相手方ヤクザの親玉反町を演じ貫録を見せる。

ヤクザと、ゾンビと笑いをごちゃまぜにしたアクションは、一応成功している。
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