おすすめ度 ☆☆★
劇場未公開
「ゾーヤ 戦場に消えた18歳の少女兵士」のタイトルでWOWOW公開。
ナチスに攻め込まれたソ連は、首都防衛のため素人同然の若者でゲリラ部隊を編成する。
恋人が戦死したことと、弟の代わりにということで18歳の女性が参戦。
ドイツ軍に捕まり、全裸の拷問を受け、絞首刑。
なんともはかない人生。
実話というから、ロシアも切羽詰まっていた。
英雄視され、持ち上げられる。
現在のロシアのウクライナ攻勢は逆の立場で、この映画のようなことはないだろう。
おすすめ度 ☆☆★
劇場未公開
「ゾーヤ 戦場に消えた18歳の少女兵士」のタイトルでWOWOW公開。
ナチスに攻め込まれたソ連は、首都防衛のため素人同然の若者でゲリラ部隊を編成する。
恋人が戦死したことと、弟の代わりにということで18歳の女性が参戦。
ドイツ軍に捕まり、全裸の拷問を受け、絞首刑。
なんともはかない人生。
実話というから、ロシアも切羽詰まっていた。
英雄視され、持ち上げられる。
現在のロシアのウクライナ攻勢は逆の立場で、この映画のようなことはないだろう。
おすすめ度 ☆☆☆★
NHK BS プレミアム 鑑賞
1991年製作
史上幾度となく映画化されてきた中世イギリスの民衆的ヒーロー、ロビン・フッドの活躍を描くアドベンチャー・ロマン。
数多く作られている「ロビンフッド」。
だが、若き頃のケビンコスナーは、まことロビンにふさわしい。
相棒を演じる、モーガン・フリーマンも、巧み。
ラスト、群衆の前で絞首刑が行われる広場でのクライマックスは、手に汗。
森にすむロビンが、民衆に訴えかけ、敵を寝返らせる展開は素敵。
おすすめ度 ☆☆☆★
PG12
題名そのままのB級映画
韓国映画独特のテンポで終わりまで息つけない出来。
被害者母娘が聾啞者なのがみそ。
スマホで字を打って会話するが、とっさの時はあわてて使えない。
そこここにホラーネタをつぎ込んで、盛り上げる。
主人公の前に餌食になった女性とその兄が絡んで、特に兄は力が強い軍隊あがり。
犯人をやっつけるのだが、間が抜けていて、主人公を手助けできないもどかしさ。
ただ、人が大勢いる街中で、観客が頼りにならないのが演出とはいえ、物足りない。
それにしても、韓国の住宅街は薄暗すぎる。
おすすめ度 ☆☆☆
PG12
エロクトロニクスの音楽映画だけに、興味のある方向け。
時代が変わる直前を捉えた、青春音楽映画の傑作が誕生!。
日本製のリズムマシンROLAND CR-78、タンスと呼ばれる壁いっぱいに広がるムーグ社の巨大シンセサイザーMoog Synthesizer IIIc、等が登場!
スロッビング・グリッスル、スーサイド、ディーヴォ、ザ・フューチャーなど、70年代後半を象徴する楽曲の数々も聴き逃せない!
男性優位の音楽業界で新しい音楽の可能性を探る若き女性ミュージシャンを描いた青春音楽映画。1978年、パリ。若手ミュージシャンのアナは依頼されたCMの作曲に取り掛かるが、納得のいく仕事ができずにいた。そんなある日、アナは見たこともない日本製の電子楽器に出会い、理想のサウンドへのヒントを得る。
新しいものを作り出す、もの作りの面白さに加え、個性的且つフェティッシュな魅力のある音楽映画だ。
おすすめ度 ☆☆☆
オーストラリア・アメリカ合作 PG12
全米興行収入3週連続第1位! 本年度No.1ホラーと全世界絶賛!
認知症に苦しむ老母の家を訪れた母娘が恐怖の連鎖に巻き込まれていく姿を描いたサスペンススリラー。
前半は、失踪した祖母を訪ねた、古びた家。
認知症ゆえの不可解な行為が見られるが、淡々とした描写で、眠くなる。
後半になると動き出すが、何しろ、暗いこと暗いこと。
そこへしみが不気味。
夢と現実が交差し、老婆の行動がエスカレート。
ラストも、見るものにゆだねる展開。
ホラーナンバーワンというには、小さい小さい。
おすすめ度 ☆☆☆★
フィンランド・スウェーデン合作
ムーミンのことはよく知らないが、児童文学としたら、この映画は不向き。
「ムーミン」の原作者として知られる、フィンランドの作家トーベ・ヤンソンの半生をつづったドラマ。
スウェーデン語で描かれたフィンランド映画としては史上最高のオープニング成績を記録!
公開から約二カ月にわたり週間観客動員数ランキングで連続1位を維持するなどロングラン大ヒット。更に第93回アカデミー賞国際長編映画賞フィンランド代表へ選出されたのをはじめ、数々の映画賞を席巻した。
原作者トーベは、もともと絵画家で、片手間にムーミンのイラストを描いていたが、父親・彫刻家に反対されていた。それがトラウマで悩み続ける。
だが、逆に童話だけでなく、風刺漫画、油絵、壁画とあらゆるジャンルに挑戦していた。
芸術家としてのトーベと並行して、恋愛するトーベを描いている。
いずれも、パートナーがいる女性と男性を恋する。
だが基本女性との愛に焦点がある。
市長夫人で舞台演出家でもある魅惑のブルジョワマダム、ヴィヴィカ・バンドラーとの激しい恋である。
劇中、跳びはねるようにダンスする姿は、自由を謳歌するトーベを象徴している。