おすすめ度 ☆☆☆
泣かせる映画 ☆☆☆★
PG12
2015年にKBS韓国放送公社が製作した光復70周年特集ドラマを再編集した劇場版。慰安婦を題材に過酷な運命を耐え抜く2人の少女の友情を描いた。
映画は、２０２２年、一部地域で劇場公開 Unext鑑賞
従軍慰安婦として連れていかれた15歳の2人の少女を描いたヒューマンドラマ。従軍慰安婦に聞き取りを行い、それをもとに映画化。
第二次世界大戦中の出来事。朝鮮は日本の管轄下にあり、当然男は徴兵又は強制労働に駆り立てられたが、女性は従軍慰安婦として徴用された。
裕福な家庭の娘と、下働きの家庭の娘が徴用され、同じ職場で慰安婦として働かせられる。
慰安所の日常が描かれ、環境や日本軍のひどい仕打ちが克明に描かれ、彼女たちの不遇があぶりだされる。
そして現代、下働きの娘のその後。
ここでも従軍慰安婦の扱いが描かれる。
日本人には、辛い映画だが、直視せざるを得ない。
おすすめ度 ☆☆☆
ホラー映画好き ☆☆☆★
Unext鑑賞 2012年製作
2012年ぴあフィルムフェスティバルで、エンタテインメント賞と映画ファン賞をダブル受賞した青春ドラマ。
友達、どこまで許せますか?少女たちの純粋さと狂気を描いた、ガールズサスペンスムービー!
製作時弱冠24歳の新鋭、渡部亮平監督、演技経験ゼロの主演女優2人、ネット上の募集で集まったスタッフ。そんな自主映画が国内の映画祭を席巻し、海外映画祭に招待上映されるなど話題沸騰! !
前半、いじめられている2人の女子高生が心を通わす、あれ？これっていい話なの？な雰囲気から一転、どんどん恐ろしい展開になっていくクライマックスには仰天。
おすすめ度 ☆☆☆
アクション映画好き ☆☆☆★
R15＋
シルベスター・スタローンを筆頭にアクションスターが多数集結して話題を集める人気シリーズ「エクスペンダブルズ」の第4弾。
シルベスタ―・スタローンが早々に姿を消してしまい。ジェイソン・ステイサムが大活躍。
今回のミッションは、テロリストが所有する核兵器を奪還すること。もし失敗すれば第3次世界大戦が勃発しかねないという危険なものだった。
まあ、例によってアクションは最高だが、とりたてて、新技術があるわけでなく、銃撃戦の連続。
アジア系の台頭が目立つ。舞台はウラジオストック。
最後に、スタローンが登場するがもうお歳だ。
アクションに飽きたらおしまい。
おすすめ度 ☆☆☆
Unext鑑賞 2013年製作
公園に描かれた不可思議な落書きと共に起こる連続少女殺人事件。事件の鍵を握るフードの男。全ての謎が解けたとき、驚愕の真実が明らかになる。あなたの過去が覗かれる、究極のサイキック・サスペンス!
本国で100万人動員! 泥臭い感情溢れる刑事役のキム・ガンウと謎の多いキム・ボムの対照的な役柄で、二人のコンビネーションが話題に!
サイコメトラーが、グラフィティアーティストで、死体が見つかる前に事件のことを壁にボムる。そいつが住んでいる家がマンションの屋上の掘っ建て小屋で、ソウルが一望できて素晴らしい。その屋上に鳩がいて、その鳩達に触ることで、鳥瞰で事件を見ることができて、それを街中にボムったっていうなかなかゴーストドッグ的なヒップホップ的なおもしろさ。
韓国で実際に起きた連続少女誘拐事件が基とか…、あなオソロシや。
おすすめ度 ☆☆☆★
フランソワ・オゾン監督が、映画プロデューサー殺人事件の“犯人の座”をめぐって3人の女たちが繰り広げる騒動をユーモアたっぷりに描いたクライムミステリー。
舞台は1930年代のフランス。いかにもフランスらしい街並みとファッションの美しさ。
有名映画プロデューサーが自宅で殺された。容疑者は、売れない新人女優マドレーヌ。プロデューサーに襲われ、「自分の身を守るために撃った」と自供する彼女は、親友で駆け出しの弁護士ポーリーヌと共に法廷へ。鮮やかな弁論と感動的なスピーチで陪審員や大衆の心をつかみ、正当防衛で無罪を勝ち取る。それどころか、「悲劇のヒロイン」として一躍時の人となり、大スターの座へと駆け上がっていく。
ところが、そんなある日、二人の前にオデットという女が現れる。プロデューサー殺しの真犯人は自分で、マドレーヌたちが手にした富も名声も、自分のものだというのだ。こうして、女たちによる「犯人の座」をかけた駆け引きが始まる―。
トーキー初期の雰囲気をそこはかとなく感じさせるどこか懐かしく粋なフランス喜劇といった感じ。そこに昨今のMETOO運動を思わせる女性差別や男性優位社会の問題点などをシニカルな笑いに変えての作劇がなかなか効果的にキマッていた。
おすすめ度 ☆☆
配信のみ Unext鑑賞
キャリアウーマンのケイトは、出会い系アプリでアートディーラーのウォーカーと知り合う。理想の男性に思えたが、交際開始から間もなく、ウォーカーが高価な絵画をめぐり犯罪集団に追われていることを知る。ケイトは彼の窮地を救おうとするが…。
Lifetimeの新作。女性向けの映像レーベルの作品なので、女性が感情移入しやすいシチュエーションで話が進んでいく。活躍するのは全部女性。悪いことをするのは白人男性だ。トランスジェンダーというのは、こうやって追い詰められた白人男性が女性に復讐するための手段と化しているとも言われている。
騙されていたケイトは、生配信番組に出てウォーカーの詐欺を告発します。これに怒ったウォーカーはケイトを拘束し命がけのバトルに。ケイトは無事助かりますが、ウォーカーには逃げられてしまいます。
おすすめ度 ☆☆☆★
ドイツ・フランス・ベルギー合作
パリで起こった同時多発テロにより息子の母親でもある妻を失ったアントワーヌが、テロリストに対して書いた、彼らを憎まないという意思表示が世の中にどう受け止められたかを描く、実話の映画化。
2015年11月13日の朝、ジャーナリストのアントワーヌと幼い息子メルヴィルは、仕事へ急ぐ妻エレーヌを送り出す。しかしその夜、パリで多数の犠牲者を出すテロ事件が発生し、エレーヌも命を落としてしまう。アントワーヌは誰とも悲しみを共有できない苦しみと今後の育児への不安をはねのけるように、妻の命を奪ったテロリストへ向けてメッセージを書きはじめる。ひと晩で20万人以上がシェアした彼の「憎しみを贈らない」宣言は、動揺していたパリの人々を落ち着かせ、テロに屈しない団結力を生み出していく。
ずっと亡き妻の思い出に浸っていた主人公がラストでは子どもと生きている"今"にちゃんと目を向けているシーンを見て、かすかな光と言いますか、希望を感じた。
おすすめ度 ☆☆☆★
ロアルド・ダールによる名作児童小説「チョコレート工場の秘密」に登場した工場長ウィリー・ウォンカの始まりの物語を描くファンタジーアドベンチャー。夢みることからすべては始まる。
ミュージカル映画としてのクオリティーの高さ、特に楽曲は、すべてと言っても言い過ぎではないほど名曲ぞろいの素敵な楽曲で構成されている、そして、作品の雰囲気や展開は、子供から大人まで楽しめるコミカルで心地よい上質な完成度です。
出てくるチョコレートが全部夢みたいで食べる音とかも美味しそうでチョコ食べたくなった🥰
ウォンカと母親の話、ランドリー工場に囚われた仲間たちとの冒険、孤児のヌードルの秘密などが盛り込まれたストーリーを楽しめる。終盤の教会地下でのウォンカとヌードルの大ピンチなど、007シリーズのクライマックスみたい。
主演のティモシー・シャラメの歌声は意外にも非常に魅力的。
おすすめ度 ☆☆☆★
NHK BS プレミアム 鑑賞 1975年製作
20世紀初めのモロッコ、西欧のいいなりのサルタン（君主）に不満を持つ部族の首長が、米国人女性とその息子と娘を誘拐して国の名誉の回復を図る。
部族の長を演じるショーンコネリーと、米国人女性を演じるキャンディス・バーゲン。
それに絡んで、ルーズベルト大統領ブライアンキース。
砂漠の民のアクションシーンの連続。
整然とした米軍の隊列の行進。
アクションシーンもさながら、コネリーの魅力とそれにあこがれる、少年少女。
陰謀渦巻く国で展開される壮大なスペクタクル・ロマン。
おすすめ度 ☆☆☆
NHK BS プレミアム 鑑賞 1968年製作
金の採掘者でごった返す西部の町は、金の運搬路の通行料を取っている牧場主一家に支配されて、保安官のなり手がなく治安が悪化しているところに、流れ者の凄腕ガンマンの男（Ｊ・ガーナー）が報酬に惹かれて短期の約束で保安官になり、一家との対決が始まる…、
小ずるいけど凄腕で掴みどころの無い主人公と町のドジでお転婆な娘が登場し、とぼけた台詞やお馬鹿な場面があちこちにある。
よくできた楽しいドタバタコメディウエスタン。こんなにリラックスして観られる西部劇も貴重だ。ジェームズ・ガーナーのおおらかで飄々としたトボケぶり、魅力的だ。町長たちの手のひら返しも笑える。
