季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「蔓荊 (はまごう)」

2020-07-21 04:45:36 | 暮らし
人生日訓(408)

「ただ若きとき仏法はたしなめと候」

蓮如が仏法を成年にすすめた言葉である。文には一仏法者の申された言葉となっ

て要るが、多分、蓮如の言葉か、それを支持印可したものと思われる。その前文はこ

うである「仏法者申され候若きとき仏法はたしなめ候、としよれば行歩もかなはず、

ねぶりたくもあるなり。ただ若き時、たしなめと候」。一般に仏教と聞くと集まって来

る人も年寄りが多い。第一線を退いた年寄りには時間のひまもあり、人生聞ぢにつ

いて強い関心があるからであるが、年を取ってから聞法してもあとが短い。眠くもあ

るし、参詣に出かけるのも大儀である。若い血気盛んな間に、折角聞法せよという親

切な言葉である。作者の寺にもいつも青年男女が何人か聴講にきているが、誠に心

嬉しいことだし、又感心なことだと思っている。宗教や哲学は青年時代にこそ聞いて

置くべきである。そのことが彼らの一生にとって、どれほどのプラスになることであ

ろう。

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7月から咲く花「蔓荊 (はまごう)」

開花時期は、 7/20 ~ 9/10頃。 ・海岸の砂地を這ってのびる。 ・漢字はぎょうぎょうしいが、  想像とは違って、  青紫色のきれいな花。  葉っぱを燃やして  香煙を仏にささげた「浜香」が  語源になっているらしい。 ・薬効   神経痛(入浴剤) ・薬用部位 茎葉 ・薬効   頭痛、解熱 ・薬用部位 実 ・生薬名 「蔓荊子(まんけいし)」

(季節の花300より)


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季節の花「浜朴 (はまぼう)」

2020-07-20 04:21:51 | 暮らし
人生日訓(407)

「健康第一」

「健康の精神は健康の肉体に宿る」という。「生命あっての物種」ともいう。一つの会

社でも店舗でも、健康管理が一番大切である。他人様の大事な息子や娘を預かって

いいる以上、男女社員の健康に留意していくということは能率を上げてゆく上から

も、人間の生命を大切にする人道上の立場からも、何よりも第一にすべきことであ

る。

ウォーキングの思い出
埼玉の名水② 0001


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7月から咲く花「浜朴 (はまぼう)」

開花時期は、 7/20 ~ 8/ 5頃。 ・海岸に生える。 ・黄色のとても爽やかな花。 ・”浜に生える   朴の木(ほおのき)”で  「はまほお」、  次第に「はまぼう」になった。  漢字だと「浜朴」。  「黄槿」の漢字は  なんとなく当て字っぽい。 ・よく似た、  「大浜朴(おおはまぼう)」も掲載。   別名「ゆうな」。

(季節の花300より)



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季節の花「犬蓼 (いぬたで)」

2020-07-19 04:28:12 | 暮らし
人生日訓(406)

「わが心、本より悪しと思う事勿れ」

道元のことば、世間で人間の性質というものは、本来善性だとか、おや悪性だとか、

取沙汰をしているが、仏教の根本の見方からすれば、本性というものはなく、したが

って、人の心の根本には善悪という風に固定したものは無いとするのである。万物

万象は一刻といえども定住するものではなく、揺れ動いているのですから「本性」と

いう風な素朴な見方は許されない。「善悪は縁によって起こる」ものであるから、何

か失敗して大変に悪いことをしでかしたような場合でも、がっくりと劣等感に落ちこ

んでしまってはいけない。そこで、道元が「わが心、本より悪しと思う勿れ」と親切に

教示している。

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7月から咲く花「犬蓼 (いぬたで)」

開花時期は、 7/15 ~ 10/25頃。 ・辛味がなく食べられない蓼、  の意味。        「犬」がつくものには  食用にならない、の  意味をもつものが多い。    犬胡麻(いぬごま)    犬芥子(いぬがらし)    犬薺(いぬなずな)    犬稗(いぬひえ)    犬蕨(いぬわらび)、など。 ・別名  「赤まんま」(赤飯)。    まさにそのとおり。    つぶつぶの花です。 ・「わが屋戸の   穂蓼(ほたで)   古幹(ふるから)   摘み生(おほ)し   実になるまでに   君をし待たむ」    万葉集 作者不詳

(季節の花300より)


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季節の花「百日紅 (さるすべり)」

2020-07-18 04:46:37 | 暮らし
人生日訓(405)

「この世にあるものひとり成らず」

仏教の根本思想の一つ、「諸法無我」、「この世にあるものひとりあらず」から取った

言葉である。とかく、お互い人間は自分のやった仕事を大きく見過ぎ利癖がある。な

んでも自分一人でやってのけたような気がする。しかし静かに自分の今日の位置を

うるまでのいきさつをよく反省してみると、あの人、この人という風に多くの人々の世

話になって今日を得たことに、今更のように気づくものである。

ウォーキングの思い出

SWA例会「ムジナモ自生地」を歩く
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7月に咲く花「百日紅 (さるすべり)」

開花時期は、 7/15 ~ 10/15頃。 ・中国原産。 ・「約100日間、   ピンクの花を咲かせる。」のが  名前の由来。  約3ヶ月間、  夏から秋まで咲き続ける。  実際には、一度咲いた枝先から  再度芽が出てきて  花をつけるため、  咲き続けているように見える。  花はしわしわの形。白い花もある。 ・「猿滑」とも書く。  ”幹がスベスベで、猿も登れない”   ところから。  スベスベの樹皮♪ ・花は夾竹桃(きょうちくとう)と  同じような時期に咲く。 ・秋になると、早めに落葉する。 ・「百日紅   ややちりがての 小野寺」    与謝蕪村(よさぶそん)  「さるすべり   寺中おほかた 見えにけり」    炭太祇(たんたいぎ)  「散れば咲き   散れば咲きして 百日紅」    加賀千代女    (かがのちよじょ)  「炎天の   地上花あり 百日紅」    高浜虚子(たかはまきょし)

(季節の花300より)


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季節の花「西洋風蝶草(せいようふうちょうそう)」

2020-07-17 04:23:04 | 暮らし
人生日訓(404)

「悪事おのれに向け好事他に与う」

最澄の言葉。さすがに仏道修行を積んだ人物の受け取り方である。嫌なことは自分

が引き受け、楽しいこと、楽なことは他人に差し回してやると言うのである。こえれが

大乗仏教でいう菩薩の生活態度、彼に言わせれば社会有用の人物、つまり「国宝」

級の人柄であろう。「後楽園」と言えば、誰も野球でその名を知っているが、本来、こ

の名は、「天下に先んじて憂い、天下に後れて楽しむ」という君子の道徳をたたえた

言葉からきているのである。それを今日では、その名の由来も忘れて、行列を破って

迄、「我先」に入場しようというご時世である。一家の主人主婦ともなれば、家人を早

く寝かせて、最後に戸締りおして休むのである。我が子にうまい物を食べさせて、自

分は残り物で間に合わせておくのである。一つの会社でも、「重役」という名は、責

任の重さからきている。腰や財布の重さからではない。

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7月から咲く花「西洋風蝶草(せいようふうちょうそう)」

開花時期は、 7/15 ~ 9/15頃。 ・花の形が  蝶が飛ぶようなところから命名。 ・別名  「風蝶草(ふうちょうそう)」  「クレオーメ」  「クレオメ」    この”クレオーメ”が    名前のとおりがいいかも。

(季節の花300より)


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