日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭、家の前の道路、西洗公園は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

自治会長の最初の仕事は自治会組織の理解

2012年10月05日 | 日記
横浜市港南区日限山4丁目の西洗自治会は役員が1年交替当番制です。
早くも来年度の当番と交替を検討する時期が来ました。

西洗自治会は上部組織として総務部、庶務部、防犯防災部、生活環境部、福祉文化部、経理部、会館部があり、下部組織として西洗子ども会、日限山いぶき会、納涼大会実行委員会、西洗あるこう会、西洗災害時助け合い協議会、西洗火消しの会、家庭防災員があります。
この上部組織のメンバーが自治会役員と呼ばれ、1年交代当番制です。
下部組織のメンバーは主としてボランティアからなり、必要に応じて自治会役員もメンバーになっています。
自治会長は就任するとまずこの組織を勉強しなければなりません。

しかし勉強してもなかなか理解できないと思います。
そこで西洗自治会では各部にアドバイザー(各部活動に経験知識のある人など)をおく仕組があります。
今年度はこのアドバイザーの仕組が有効に活用されなかったと思います。
そのため上部構造と下部構造の協力体制をつくるのにそれぞれの責任者は一苦労したと思います。

組織について知識がないと、自治会長は組織に一々連絡、相談、指示などをすることを面倒と思いやすいと思います。
したがって自治会長は、自分一人で考えたり、自分が話しやすい人と相談したりしやすいと思います。
これが一番楽な方法だからです。

しかしこれをやってしまいますと、折角の自治会組織が機能しなくなります。
面倒と思っても、やはり組織に連絡する、相談する、考えてもらうことなどは自治会運営の基本です。

関連組織がなく、既存組織では解決がむずかしい新しい問題が発生したら、あるいは発生しそうであったら、これも面倒と思わず、自治会長は部長会や役員会に諮って関連組織を新設することを考えるべきです。

役員会にはアドバイザーに出席してもらい、問題を諮りやすくしておくことが大事です。
アドバイザーは自治会の頭や手足となってその活動を助けます。

ワンマン社長が会社を駄目にしやすいように何でも自分だけで考える自治会長も自治会を駄目にする恐れがあります。
コメント
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