日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

ウイルス禍にめげず西洗火消しの会は消火栓を使った消火訓練を実行

2020年11月01日 | 社会

日限山4丁目には道路を挟んで向かい合った家からなる災害時助け合いブロックが全部で47あります。このブロックは28ある班より小さく、向う三軒両隣を横に拡大した近所です。いざ災害が起こったら近所で助け合おうという考えです。この考えは日限山1・2丁目(日限山自治会)の安否確認ブロックから学んだものです。西洗自治会は2014年にこの考えを導入しました。

この導入に基づき、西洗火消しの会は消火栓を使った消火訓練を災害時助け合いブロック別に行ってきました。近所の消火栓を使い、近所の人々が火消しの会の指導のもと、訓練を受けます。1年ですべてのブロックの人々が少なくとも1回近所で訓練を受けることができるようにするため、原則月の第1日曜日午前、4丁目を3つに分け、それぞれの区域で隣接する2ブロックがその近所の消火栓を使って訓練を行います。町を3つに分けるということは火消しの会会員も3つに分けることになりますが、幸い、火消しの会には現役の若い人達の参加も多く、全部で40人以上も会員がいるので、3分しても問題なく、訓練を実行できます。

住宅の間の細い道で訓練を行うので危険ですので放水はやらず、近所の人々がチームを組んで媒介金具付きスタンドパイプ、ホース(径50mm、長さ20m)数本、筒先を接続して消火する訓練を受けています。今年に入って救出訓練も必要ということで、自動車のジャッキを使った救出に触れています。最近の自動車はジャッキがありません。古い自動車を廃棄する時、ジャッキを残しておいてほしいと住民に伝えるためです。

放水訓練は原則年2回行っていますが、これは安全な場所が必要なので、西洗公園で1回、日限山中学校と未完成都市計画道路の間の住宅のない道で1回行っています。今年は西洗自治会が西洗公園で行っている総合的防災訓練が中止だったので公園での放水訓練は中止になりました。日限山中沿いの道での訓練は火消しの会主催ですので10月4日に実行しました。

今日11月1日は曇り空でちょっと寒かったのですが、3か所で予定どおりブロック別訓練が行われました。みんなウイルス感染防止のためマスク着用で来ました。

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