一昨年末、静岡県の西部、ふるさと磐田市にいる友人が、磐田市はエビイモの生産日本一だが、できたものはほとんど京都に出荷されるので地元の人もあまり自由に買えないと言いながら、幸い買えたと言って子イモを5個送ってくれました。エビイモはサトイモの一種ですが、大変美味で食感もよく高級品です。京都ではサトイモと言えばエビイモだそうです。実際、おいしかったので、さすが、ふるさとはいい農産物に目を付け、生産日本一になったものだと、誇りを覚えました。
それでは昨年家庭菜園の結果はどうであったか。子芋2個を食べないで種イモとして保存し、庭で育てましたが、生育は大変よく、2個とも単位面積当たり生産性はよかったと思いました。植えつけた2個の間隔は、あえて狭く30cmとしました。となりの親芋・子芋と干渉しないぎりぎりの距離です。
どちらもほぼ同じ親芋・子芋の生育だったので片方の親芋・子芋の写真を載せます。今年も栽培を行う予定で、子芋3個を種イモとして保存しています。密植を再実験します。
エビイモの親イモ(左)と子イモ(右)
普通のサトイモの親イモはかたくておいしくありませんが、エビイモの親イモは、子イモと同じようにやわらかく、かつおいしいです。親イモの方が大きいですから食材として使いやすいですね。カボチャより包丁で切りやすいです。