日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

「活動する西洗公園愛護会」の組織化は未完成

2025年01月21日 | 社会

2024年4月の西洗自治会総会で、従来は、西洗自治会長、生活環境部長、生活環境部員1名、計3名からなる西洗公園愛護会に、ボランティア系事務局を置いて、愛護会を、今後の50年の西洗公園の維持管理に耐える「活動する愛護会」に機能強化することを決めました。

ところが、事務局に志願して就任した町のボランティアが何と84歳の老病に苦しむ、すぐ死にそうな老人だったので「活動する愛護会」の信用は上らず、入ってくれると期待された従来フリーの公園ボランティアはすべて愛護会に入りませんでした。従来どおり自分の考えで自由に公園ボランティア活動を行いたいということでした。

「活動する愛護会」は、今後50年、望ましい西洗公園維持管理方法を見つけたいと思っているが、「そんなものは要らない」と言われたようなもので、事務局はショックを受けました。

日限山4丁目【日限山(4)】は、誰が予測しても、老人割合は高止まり、人口減少、つまり子供達は増えません。このような町が、人を育む町、つまり町の出身者が日限山(4)を「ふるさと」(故郷)と思ってくれるためには「老若男女協働」が必須であることは明白です。

84歳の老人であると、事務局を軽視するようでは「老若男女協働」の重要性がわかっていませんね。老人は、自分の仕事力の低下を弁えつつ、自分の分に応じて町の仕事をし、若い人は老人より仕事力があることを自覚し、その仕事力を十分発揮するのが望ましい町の人々のあり方だと思います。男女差別は論外です。今時、話にもなりません。

現実は厳しいもので、西洗公園愛護会に加入してくれたボランティア系は、7名ですが、草花担当が2名、腐葉土づくり担当が1名、鎌など道具類の手入れ担当が1名、日々、朝、公園を見て回り、問題を発見したら自分で解決に取り組むか、港南土木事務所に解決をお願いする園丁的仕事担当が1名です。

2024年、「活動する愛護会」組織化に成功したと言えません。愛護会規約を作成する段階になっていません。しかし、少しずつですが、愛護会に対する理解が深まっていると事務局は実感しています。

事務局は、生活環境部公園担当との協働が非常によくできていると思います。港南土木事務所とのコミュニケーションがよくなりました。公園利用者、公園の近くに住む人、そのほか公園に関心をお持ちの方々と、積極的に情報交換を行い、ご意見、ご要望を聞いてきました。厳しい批判も聞いてきました。現在もご意見、ご要望を聞いています。

事務局が注力してきたことは、ご意見、ご要望の収集だけではありません。公園の維持管理仕事とは何か調査研究するため、仕事実験に日々取り組んできました。

事務局は、生活環境部公園担当による当番班2班の班員を動員した月1,2回の公園清掃は、実績のある非常にすぐれた制度であると思っています。そしてこの機能に加え、「活動する愛護会」は、日々の朝の公園の見回り、問題発見と解決機能を強化すべきと考えています。園丁的仕事の追加です。愛護会が園丁的仕事ができたら今後50年の西洗公園の維持管理は飛躍的によくなると思います。公園の荒れを見落とすことがなくなります。

順調に行けば、2025年度、港南土木事務所は、西洗公園大改修設計に入れそうです。愛護会は大改修に関する要望書をまとめ、すでに西洗自治会長名で提出し、事務所と話し合いをもちました。順調に行けば2026年度下期大改修着工の可能性もあります。

2024年と2025年は西洗公園は荒れた状態のままです。この荒れを利用し、大改修後、愛護会ができる荒れ防止あるいは修復とは何か学ぶため、事務局は現在の荒れの修復実験を精力的に行い、維持管理に関する情報知識の集積を行っています。実験ですが、意外に修復成功の確信を持てる結果もでており、公園がよくなったとの町の人々の声が聞こえてくるようになり、事務局は実験をやってきてよかったと思っています。

2025年も実験を続け、日々の公園愛護会の公園維持管理仕事を明確にし、大改修後の愛護会の活動に役立つ情報知識を集積しておきたいと思っています。


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