この区間は用地取得率はほぼ100%ですが、舞岡公園南端部からその先はいろいろ問題がありそうです。横浜藤沢線の全線開通の見通しは立っていません。計画作成時から50年もたつと、道路需要は大幅に変わったのではないでしょうか。
上永谷駅付近から舞岡公園南端部まで4車線の道路が必要という時は永遠に来ないかもしれません。(注)上永谷駅付近から天谷大橋付近までは2車線で開通し、余った空間は中間分離帯とし、グリーンベルト散歩道になっています。
上永谷駅付近から舞岡公園南端部付近までの区間は2車線にし、余った空間は緑道とし、上永谷駅と舞岡公園あるいは小菅ヶ谷北公園を結んでみてはどうでしょうか。
上永谷駅付近から水道局の上永谷配水池までは北側が山部でコンクリートの擁壁でがけ崩れを防いでいる部分が多いので、2車線の道路は、北側の擁壁に寄せ、中間分離帯の幅を狭くすると、南側、つまり馬洗川側に広い空間をとることができます。この空間に緑道らしい緑道を建設することが可能になります。
舞岡公園を源流とする舞岡川に沿って公園と舞岡駅を結ぶ緑道を建設すると、上永谷駅-舞岡公園-舞岡駅を結ぶ大緑道ができます。緑が少なくなった横浜にとって貴重な緑地帯となり、横浜市民に非常に喜ばれるのではないでしょうか。
(参考)都市計画道路横浜藤沢線(上永谷舞岡地区)2021年4月28日現在
上永谷舞岡地区は水道局の上永谷配水池から桂町戸塚遠藤線までの990mの区間で2025年度に事業終了を予定しています。幅員は32mです。現在事業進捗率(総事業費の執行率)は71%です。用地取得率は99%です。しかし、現在、工事をやっていません。
(出所)横浜市ホームページ 横浜藤沢線上永谷舞岡地区
(出所)横浜市ホームページ 奥、左が小菅ヶ谷北公園、右が舞岡公園
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