本日、新天皇陛下が即位され令和時代が幕を開けました。日本各地の祝賀ムードを見聞きすると、新時代の幕開けと共に、平成が過去の歴史の1ページになったことを実感させられます。30年4ヶ月に渡り天皇としての公務に当たって来た上皇陛下・上皇后陛下は皇居から一時的に高輪皇族邸に移り、2020年までに改築を終える東宮御所に入り私的な活動が中心になるとのことですが、公務から退かれた今後は心穏やかに日々を過ごせる事を願わずにはいられません。
さて、令和元年最初の記事は今年2月で開通15周年を迎えた横浜高速鉄道みなとみらい線のY500系です。15周年に因み、車体には苺のラッピングが施されヘッドマークが掲げられました。2004年2月、長年渋谷〜桜木町間を結んでいた東横線で衝撃の横浜〜桜木町間廃止と入れ替わるように開通し、歴史の変わり目を印象付けられましたが開通から10年に満たない内に東京メトロ副都心線を介した東武東上線・西武池袋線との直通運転開始など、ほぼ一体化している東横線と共に平成で最も大きな変貌を遂げた路線の一つと言えるでしょう。
昨年に運転されたピカチュウ大量発生チュウ!ラッピング編成。Y500系は横浜の海と都市をイメージした独特のカラーリングも目を引きますが、沿線のイベントで装飾を施される機会が多く、沿線に華を添えています。
田園都市線の5000系ベースながら、ライラック系のカラーで印象が全く異なる車内。横浜スカーフや船の操舵輪などを描いた座席は、モケットはそのままに座面が厚みのある新品に交換されました。ドア窓ガラスも接着式から押さえ金式になり、太い金属枠が目立つようになっています。しかし、元々クッション性が少ない座席でしたが座面の厚みが増したせいで更に座り心地が悪くなりました。交換したのに前の仕様より悪くなるというのは一体なんなんでしょう・・・。
登場以来の15インチ液晶画面による車内案内表示。今のところ、17インチ画面へ交換された編成は無いようですが、そのうち東急5000系グループのように更新されそうですね。