記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

ミニ釣り堀り

2009年05月10日 19時00分17秒 | Weblog
母の日の今日は姉と甥っ子、みんなが実家に集まった。
昼ご飯をみんなでとったあと、甥っ子の希望で近くの釣り堀りに寄った。私が参加するのは初めてだ。
子供用に用意されたミニ釣り堀りは、家庭用お風呂の1.5倍程のプラスチックの水槽に鯉の子供が30匹ほどいる。そこでおもちゃの釣り竿で釣るのだ。餌は練り餌。私が子供の時は庭のミミズが餌だった。針につける瞬間のあの音にぞっとした。それに比べ練り餌の物足りないこと。しかも付け方が悪いと直ぐに針から離れてしまう。釣りあげるタイミングがつかめていない甥っ子は何度も釣り竿を水からあげるのでふやけた餌が崩れて落ちてしまう。ためしに私がやってみると一発で釣ることができた
30分で600円だったらしいが、渡された札には一時間後の時間が書かれており、一時間もやればコツもつかめた甥っ子は15匹も釣っていた。
明らかにそこに獲物がいる釣り掘り。それはそれなりに楽しめるが、じっと釣り竿をたらしたまま忍耐の時間、いつ浮きが水面を潜るか、あのなんとも言えないワクワク感はこのうえない想像力をかき立てるのだ。今の甥っ子には時間の長さに耐えられないのだろうけど
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ちいさな通行人

2009年05月10日 11時12分45秒 | Weblog
会社の窓の外にはコンクリートの塀がある。一見すると半地下のような感じだ。その塀を一日に数回行き過ぎる通行人がいる。
猫である。
このかわいい訪問者は、パソコンとにらめっこしている私をホッとさせてくれる。なかでも三毛猫の女の子がお気に入りだ。
ところが最近、この通り道の真ん中あたりで、粗相をするようになった。私のデスクの横あたり。なにも人目の多い場所でしなくてもと思うのだが、すでに彼女のお手洗いと化している。
茶と白の柄のオス猫もやってくる。昨日の昼間は彼女のお手洗いを入念にチェックをしたあと、夕方またやってきた。けたたましい鳴き声と共に
Tさんがすかさず窓を閉めると鳴き止んだ。
どうやら発情期らしい。しばらくおとなしく座っていたが、やはり気持ちは押さえられないらしくまた鳴きだした。おそらくお手洗いの主を呼んでいるのだ。その鳴き顔はとても情けなかった。こんなに呼んでいるのに、どうして来てくれないんだようとでも言ってるみたいだ。彼は彼女を知っているのだろうか?後ろの気配を異常に気にしているが、彼女は一向に現れない。やるせない気持ちは社内に向けて鳴き出す始末。
30分程粘ったあげく、彼女のお手洗いに粗相をし、あしあとを残してして去っていった。

実家で飼っている猫は早々に去勢手術をしたせいか、あまりけたたましい鳴き声を発したことはなかった。野良猫社会は結構厳しいようだ。モテない猫は辛い。
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