先日訪れた京都でのこと。
基本的に地図を見て歩くのが嫌いだ。車だと助手席に地図を広げたままひとりでも遠くまでドライブに行くのが大好きなのに歩くのとは全く別の話だ。もちろん私がよく運転していた頃はナビなんてついてない。ナビを見るよりマップルを広げて運転するほうが楽しいと思う。
京都は何度も訪れているが町の雰囲気で記憶するため、大抵一発で同じ店にたどり着くことは出来ない。見ている地図は雑誌の特集で載っていたものだから詳細に欠ける。だから全くあてにならない勘をたよりに歩きだす。しかもそれが合っていると思い込んでいるもんだからかなり遠くまでこないと間違いに気づかない
京都初日は蛸薬師通と三条通、東洞院通をぐるぐる回っていた
お昼におばんざいのバイキング、万菜はせがわさんを出たあとの悪夢だ。
「お肉やさんのハンバーグ」という大きな看板を三度も見てしまった。また振り出しに戻ったことに気づく。近道をしようとして大通りにでなかったのが間違いの元。夜行バスでむくんだ足に追い討ちをかけるような行為だ。足が痛くてたまらなかった。
2日目も似たようなことをしている。
タクシーで上賀茂神社に行った後、帰りは半木の道まで歩くことにした。上賀茂神社を出て鴨川沿いを歩けば大丈夫。川沿いをあるくのが好きな私はウキウキで歩きだした。セーヌ川の雰囲気とどこか似ていなくもないとおもいながら。
かなり歩いたところで景色が山に変わっていた。山なんて見えたかな?
そろそろ北山西詰の交差点が出てきてもよさそうなのに前方はなんだか暗い。まさかと思い地図を初めて見た。
やはり。逆走している。あーあ。またやっちゃった。上賀茂神社は鴨川の右側だったのだ。そういえば、鴨川の左側を走っていたタクシーは間近で右折していた
若いときはこんなドジをクヨクヨイライラもしたけど、いつのころからか変わった。確かに間違いだし時間もロスしたかもしれない。でもそのお陰で出逢えた景色があるだからいちいちカッカしない
まあでも間違いと思ってないから、わかった時のショックはかなり大きいんだけどつまり気持ちの切り替えが早いだけ。
これこそが「お気楽極楽」の源である。
足の踏み場がないさくらのじゅうたんです。
新風館のアクセサリーやさんでみつけた
3年前に来た時は友達と同じ種類のリングを買ったお店。健在でうれしい
pu-R
新風館
fine ART photographer Masumi
基本的に地図を見て歩くのが嫌いだ。車だと助手席に地図を広げたままひとりでも遠くまでドライブに行くのが大好きなのに歩くのとは全く別の話だ。もちろん私がよく運転していた頃はナビなんてついてない。ナビを見るよりマップルを広げて運転するほうが楽しいと思う。
京都は何度も訪れているが町の雰囲気で記憶するため、大抵一発で同じ店にたどり着くことは出来ない。見ている地図は雑誌の特集で載っていたものだから詳細に欠ける。だから全くあてにならない勘をたよりに歩きだす。しかもそれが合っていると思い込んでいるもんだからかなり遠くまでこないと間違いに気づかない
京都初日は蛸薬師通と三条通、東洞院通をぐるぐる回っていた
お昼におばんざいのバイキング、万菜はせがわさんを出たあとの悪夢だ。
「お肉やさんのハンバーグ」という大きな看板を三度も見てしまった。また振り出しに戻ったことに気づく。近道をしようとして大通りにでなかったのが間違いの元。夜行バスでむくんだ足に追い討ちをかけるような行為だ。足が痛くてたまらなかった。
2日目も似たようなことをしている。
タクシーで上賀茂神社に行った後、帰りは半木の道まで歩くことにした。上賀茂神社を出て鴨川沿いを歩けば大丈夫。川沿いをあるくのが好きな私はウキウキで歩きだした。セーヌ川の雰囲気とどこか似ていなくもないとおもいながら。
かなり歩いたところで景色が山に変わっていた。山なんて見えたかな?
そろそろ北山西詰の交差点が出てきてもよさそうなのに前方はなんだか暗い。まさかと思い地図を初めて見た。
やはり。逆走している。あーあ。またやっちゃった。上賀茂神社は鴨川の右側だったのだ。そういえば、鴨川の左側を走っていたタクシーは間近で右折していた
若いときはこんなドジをクヨクヨイライラもしたけど、いつのころからか変わった。確かに間違いだし時間もロスしたかもしれない。でもそのお陰で出逢えた景色があるだからいちいちカッカしない
まあでも間違いと思ってないから、わかった時のショックはかなり大きいんだけどつまり気持ちの切り替えが早いだけ。
これこそが「お気楽極楽」の源である。
足の踏み場がないさくらのじゅうたんです。
新風館のアクセサリーやさんでみつけた
3年前に来た時は友達と同じ種類のリングを買ったお店。健在でうれしい
pu-R
新風館
fine ART photographer Masumi