記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

印刷の技術

2014年03月20日 13時06分08秒 | Weblog
先日訪れた佐倉の歴史民俗博物館でもう一つ興味深い展示があった

展示ケースの中に細かい文字が並んでいる木の板である。
よく見ると細かく規則正しく文字が彫られている
それも美し過ぎるほどの整った楷書文字

常にバランス良く美しく筆で書くのも難しいのに、木に彫り続けるなんて信じられない
昔の人は恐ろしい程の集中力があったに違いない
私と同じように、感心して展示ケースを食いいる様に見つめる夫婦がいた
実際に削っている過程の板木を見て唸ってしまった。

活字の印刷よりも、板に彫る板木のほうが再版が容易な理由がよく解らない
板に彫る方が彫り間違いなどの観点から大変だと思うけどうまく訂正する方法があったのかな?
刷り方にちがいがあるのかな?

そういえば、ずっと前にオリジナルの印鑑が作りたくて落款印の講習会を受けたことがある
石に彫るのは意外と難しい。木は弾力があるが石はもろくて力の加減が難しい。しかも印鑑だから彫るスペースは1,2x1,2(cm)の正方形
名前の二文字をこのスペースに入れることと、削り過ぎないことが一番の難関だった。

当時の印刷技術の凄さはよくわかった。出来る事なら書かれている内容にも触れていたらもっと嬉しかったのにな。
漢字だらけでわからないから

ちなみに歴史民俗博物館は第6展示室まであるが先日訪れたときは第2展示室まで見るのに2時間近くもかかっってしまった
6人で移動していたから思いの外疲れが出てしまったのだ。また改めて来ます!!



活字はヨーロッパ風なのね。タイプライターも活字タイプだもんね!アルファベットは数が限られていて活字に適しているよね。

逆に文字を書く事も並大抵なことではないね。。。

歴史でこういう技術革新の話も学べると今と比較できて楽しそう!!

まるで習字の教科書みたい。


これはなんだかわかる?

そもそもこの名前が読めないふりがな付けて欲しかった
あてずっぽうで「とび」で検索したら見つけました!正解は「しび」でしたが
参考ページ「瓦歴史資料館」

火災除けだったとは、知らなかった。
コメント
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