記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

思い出がつまった家

2018年08月04日 10時26分31秒 | Weblog

昨日、たまたま見ていたテレビ
なんと小学校4年まで過ごした街が映った

今まで、特に思い出すきっかけはなかったけど、急に当時の家を見てみたくなった。
いまは、便利なGoogleストリートがあるでしょもしかしたら見られるかも

住所は、迷子になったときでも伝えられるようにと、電話番号とセットで小さい時から覚えさせられたので、今でも忘れてはいない
ただ、残念なことに、当時の住所の表記とは異なっていたため、検索はできなかった
記憶を辿り、当時の風景と位置関係を照らし合わせながら、Googleストリートで調べると、面影のある一軒の建物が出てきた。さすがに、建て替えされていたけど、門構えは変わっていない。
左隣の家の雰囲気も変わらず、間違いないはずだけど、念のため母親に家を買っていただいた方の名前を聞くと、見つけた建物の表札と同じ苗字だった

あれから、40年近くも経ってしまったのだと改めて実感

と同時にこの家で過ごした情景が、沸々とよみがえってきた
当時は、母と姉の3人で楽しく暮らしていたっけ。

雪が降った翌日のこと。庭の木に雪がかぶってしまい、枝がしなって可哀そうと、しゃがんで雪を払った後、立ち上がった際に窓の外側に付いている鉄製の手すりバルコニーの角に頭をぶつけた。ぶつけた感覚はもちろんあったが、痛みは感じず、焼けるような熱さを感じて台所に戻ると、母親が叫んだ
なんと頭から大量出血していたのだ
それ以来ぶつけたところからは毛が生えてこない

歩いて3分ほどのところにある公園には、買ってもらったばかりの補助輪付き自転車を置き忘れてきたり。翌日家に自転車がないことに気づき、走って公園に探しに行ったけど、見つからなかった。当然の如く、母親には叱られたこの公園にはぬいぐるみもお供え!?してきた(単に置き忘れてきただけとも言う)。

通りを挟んである線路は、遊び場の一つでもあった。当時は簡単に入れたから、学校帰りに線路沿いを歩くこともあった。当時の友達が、線路沿いに生えている「ノビル」というらっきょうみたいな野草を摘むのを手伝ったこともある。美味しいのかな?未だに食べたことないけど

まだまだたくさんの思い出が、あの家にはつまっている
こんなきっかけでもないかぎり、思い出すことはなかっただろう。
とっても懐かしくてほんわりした気分に包まれた

夢の中でいいから、懐かしいあの家に帰って、家族3人で過ごしたいな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする